3月 15

価値観(かちかん)とは、何が大事で何が大事でないかという判断、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系のこと。

人間には必ずこの「価値観」が存在している。

それこそ「千差万別」なんて言葉が表してる通り、人間70億人いるわけですから、その価値観も70億通りあるわけです。

この価値観の違いがあるからこそ、それぞれ好きなものや嫌いなもの、自分の信じるものなどが決まってくるわけです。

常々この「価値観」というものは難しいなと思うんですよね。それぞれの価値観が合う・合わないが必ずあるので摩擦や衝突は必ずといって起こってしまうわけです。

Aさんにとって最良の事がBさんにとっては最悪な場合もあります。
Aさんにとって大好きの事がBさんにとっては大嫌いな場合もあります。

こういう価値観のズレが増幅すると、戦争とかにまで発展してしまうのかな?とか思ったり。

例えば、今日本のトレンドと言えば、最初に思いつくのがAKBと韓流でしょうか。

日本人の多くの方が「好き」と思ってるからこそ、「ブーム」になってるわけでして、中には嫌いな人もいますけど、結局は「嫌い」の何倍もの人が「好き」と言ってるかぎり「ブーム」は終らないですよね。

私はもちろん上記2つのAKBと韓流なんか大っ嫌いですが、それは世間的にいえば少数派なんですよね。所詮。

これが価値観の違いの一つの例ですよね。

でも、さらにめんどくさい…というか複雑なのはそれが単純に一つや二つの価値観がはっきり分かれていればいいですが、実際そんなことはなく、ある価値観は共感できても、ある一方の価値観はまったく共感できない…という事が多数入り組んでくる。という問題。

たとえば宗教とかも「○○派」みたいなのがいっぱいあるじゃないですか。(宗教についてはあんまり知識ないんですが)

同じ宗教なのに、考え方とかやり方や信じるものはもちろん規律なんかの決まり事からなんやらまで違う。

最初は一つの考え、価値観だったのに、後に別れることもある。

この価値観ばっかりは人間ってそう簡単に変える事はできませんよね。

私はこの価値観の共有の違いの事を(一般的か自分だけか知りませんが)

「ほしのにんげん」

と形容している。

つまり「自分のほしのにんげん」とか「あっちのほしのにんげん」等と。

誰にでもそういう感覚ってあるんじゃないですか?

はっきりとしてなくても、雰囲気でわかりますよね。そういうのって。人間に誰にでも備わっている第六感的なものなのかな。

他人と接した場合に感じる価値観の共感性。もしくは相違性。

もしくはDNA的な事な気もするんですけどね。

しかしながら、この価値観の違いというものをなんとかならないか?と最近よく思うんですが…どうにもならないですよね。なんとも。

結局理由とか以前に、嫌いなもんは嫌いだし、好きなもんは好きだし。

こういう事を考えるとやっぱり非科学的ではありますが、「魂」のような存在を信じざるを得ません。だって理由を言えと言われても言えないんですもの。価値観って。

いやーホント難しい。

「価値観」

なんとかならないかなぁ…

ならないか。

以上。

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2 Responses to “価値観”

  1. JARIさん>

    コメントありがとうございます。

    削除なんてとんでもない。貴重なご意見長文でありがとうございます。しかも私のしがないブログをしっかり読んで頂けたようでとってもうれしいです^^

    食い違いがあってしかるべきではないかと。>

    はい。私もそう思います。記事でも書いてありますが、70億の人間がいれば70億人の違いが出るのはあたりまえで、むしろまったく同じ人なんて家族でさえ存在してませんよね。

    「価値観が異なるのは当然。お互いの価値観を理解することが大事。でも、それはとても大変なこと」>

    はい。これもすごくそう思います。只、「理解する」というのはあくまで「理解」でしかないので、やはり問題はそこからだろうなと思っております。要は価値観の違いを理解したとして、その後にその価値観の差をいかにして埋められるか…が鍵になってきますよね。

    むしろ、私も価値観は完全に一致する事は無いと思っていますので、「そういう価値観がある」と素直に認めて、そっちの側面について、考える…もしくは理解しようとする。

    そういう努力が必要なのでしょうね。「でもそれは大変な事」という一文まさに私の気持ちといっしょでして、記事の文章の〆と同じですが、価値観の違いを理解、そしてギャップを埋める事は「大変な事」であり、「難しい」ですよね。

    それについてなんとかならないかと模索している…という記事なのでした^^; 文章下手で伝わらなかったかもしれないのですが;

    いやーほんと重ねて貴重なご意見ありがとうございました。改めて「価値観」について再考できました。

    ありがとうございました。

  2. JARI より:

    予め言っておきます。
    まずいと思ったら、削除してください。

    既にフォルゴーレさんと私の間でも、お互い「Ma.K.好き」「fg好き」なのに、「fgリニューアル」については捉え方が違っています。
    価値観ってのは「経験に基づく評価」になると思うので、異なる環境で異なる経験をしてきた人間の間では、食い違いがあってしかるべきではないかと。
    ちょっと単純すぎますが、例えば小さい頃に犬に噛まれて恐怖を植え付けられた人と、小さい頃から家で犬を飼っていた人では「犬」に対する考え方、価値観は異なってくるでしょう。
    その「どこが違うのか?」を突き止めて相手がなぜそう思うのかを探し出さない限り、相手の価値観を理解することは出来ないと思います。
    食い違いを知り、「あぁ、なるほどな。そういうことなら、そう思うのも仕方がない」と納得した上で「じゃぁ、それも汲んで考えよう」としないと意見を一致させることは難しいでしょう。
    どっちがいい、悪いということではなく、「何をもってそう判断しているか」を理解出来れば、価値観が異なってもさして問題にはならないはずです。
    勿論、この「お互いを理解する」というのはとても大変で、下手すると本人も「なぜそう思うのか?」をはっきりと意識していないかもしれない上に、言語まで異なっていれば更に難易度はあがります。
    その相互理解をしようとしない(もしくは出来ない)から、軋轢が生まれ、挙句に戦争へと発展していくんでしょう。

    上手くまとまりませんが、私の意見としては「価値観が異なるのは当然。お互いの価値観を理解することが大事。でも、それはとても大変なこと」といった感じでしょうか。
    長文乱文失礼しました。

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