4月 29

勘違いしている人が非常に多いので書きます。

Webデザインと聞いて一般の人は「カッコいい」とか「現代的」とか華やかなデザイナー職とよく思われているようですが、その実は地味で地道でデザインよりプログラムが大部分なんです。

結果も即物的ではありませんし、グラフィックデザインもやっている立場から言わせてもらえばWebは地味です。グラフィックのほうが私から言わせれば全然楽しい要素、デザイン要素が高いです。DTPと比べてもどっこいどっこいかなぁ〜。DTPも結構地味ですけど。

結局Webデザインは「デザイン」と呼べる部分は主にindexのトップページのみ。あとはそれの焼き増しみたいなもんですから。それに制作の大部分はブラウザの互換性やSEO対策、細かなdiv付け、タグ付け、プログラムやリンクのチェック、やメタ情報、alt属性の画像の説明付け等一見見た目とはまったく違う所が主に時間を使う場所だ。

だから一般のクライアントには努力した部分が見えないし、わからない。これは地味で報われない。だからWebデザインが「カッコいい」とか「華やか」とか「楽しい」とかそんなのは勘違いも甚だしい。

全体の制作時間の見える部分のデザインなんて2割以下な気がします。8割以上が見えないところの努力という感じ。

まぁある意味でものすごい「デザイン」ではですけどね。設計するという意味では建築の概念に少し近い。

でも実際のWebデザインが実は地味で努力があまり見えないというのは事実ですよ。
でももちろんそれを承知の上でWebデザインを頑張るしかないんですけど。

これからWebデザインを志す方はぜひこの辺を理解してからこの職を目指してほしいと思います。

以上。

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