9月 24

bootcamp mac os x leopard

まぁ知ってる人には「今頃なにを…」って感じかもしれませんが、この前デザインでMACしてる人でさえ「えー?なにそれー?」と知らなかったので意外にMac付属のユーティリティアプリ「Boot Camp」をご存知ない方多いようなので、私の個人的なおススメ活用法を書こうと思う。

Winをメインで使ってる人もこれを見たらMacを買いたくなるんではないかな?と思います。

まず「Boot Camp」とはなにか?簡単に言うと、マッキントッシュのPCでウィンドウズを使えるというアップル公式の夢のようなソフトです。正し一昔前のいわゆるPowerPCには使えず、intelMacじゃないと使えません。でもここ3〜4年の間以降のMacならほとんどすべてIntelのMacです。

つまりMacなのに同じパソコンでWinができるのです。これすごくないすか?もうWinしかできないWinのPCよりどっちも使えるMacが断然有利!

概要を話した所で具体的な話にしていきます。

もっと概要的な基本的な話を知りたい場合はググればいくらでも出てきます。

ちなみに「Boot CampでMacにWindowsをインストールする方法と、BootCampの小技やテクニックまとめ / Inforati」が分かりやすくて良い記事です。

なので上記記事より具体的なおススメのBoot Camp活用法のお話をします。今回はノートパソコンである、Macbookを例に話ますが、もちろんMacのパソコンならデスクトップでもairでも問題ないです。

まずは、用意するもの。

1、Macのパソコン
2、ウィンドウズのOS(のインストールCD)
3、外付けハードディスク

私としては3も用意してもらいたい。私の場合ノートのMacbook使用なのでハードディスク必須なので。でもデスクトップでも是非大容量の外付けHDはあったほうがいいです。今すごく安くなってるし。1tbとか2tbとか。なんならコンパクトなポータブルタイプでもOK!それならどこでも持っていける。

まずmacのBoot Campを使って、Winをインストールします。その時にハードディスクの容量を分ける手順があるんですが、できるだけWinに容量を割いたほうがベター。なぜかと言いますと、Macは外付けのHDを起動ディスクにできるのでHDの容量はいくらでも増やせますが、Winは内部HDにしかインストールできないからです。

まずは手順にしたがって、Macにwinをインストールしましょう。ほんと感覚的に1台のPCにOSを2個入れる感覚です。

インストールが終ったら、諸設定をして、まず必須アプリをインストールします。

kdbAppleと、
ProMouseEnabler

をインストールします。

この二つのアプリはマックのキーボードでもWinが使えるようにするアプリです。MacでWinをする時に一番ネックなのがキーボードの違い。こればっかりはもうどうしようもない。でも上記二つのアプリをインストールするとMacのキーボードでも違和感ほとんど無くWinで操作できる…はずです(ちょっと慣れるのに時間かかるかもしれませんが;…絶対にできます)

ちなみにマウスをいつも使う場合はProMouseEnablerはあまりいらないかも。あと前提キーボードもUSBの外付け使うならWinのキーボード取り付ければいいので問題なし。

次にMacに戻り、ディスクユーティリティを開きます。外付けのHDをパーティション分けわけまします。

詳しくはBoot CampのWindowsとMacの両方で使用できるように外付けハードディスクを設定する方法 / Inforati

を見てほしいのですが、要はHDの中身の容量を半分(まぁお好きな量でいいんですけど)をMac用にもう半分を「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」という形式に。もう半分をWinでも読み込める「FAT32」とう形式に割ります。(パーティション分けをします)

そうすれば一台の外付けHDでMacとWinどっちもいける外付けHDになります。

なぜFAT32形式なのか?それは簡単にMacもWinもどっちも読み込める形式(正し1ファイルあたりの最大量が4GBまでという制限がある)だから。

Mac OS 拡張ではMacしか読み込めないし、NTFSではWinでしか読み込めない。だけどFAT32ならばどっちも読み込めるので一台の外付けでMacの起動ディスク入りのMac OS 拡張形式のパーティションが半分、両OSで読み込めるFAT32形式のパーティションが一つ…となる。そうすれば外付け一つで全部出来る。MacとWinのデータのやり取りはFAT32でできるし、同じ外付けでMacが起動できる。

つまりこれで本体+外付けHD+上記の手順をすれば、一台のMacでほとんどなんの制限もなくWinも使えることになる。

データのやり取り、容量、マウス、キーボード等の制約無い。

他にも細かいテクニックを使えば、NTFS形式やMac OS 拡張のままデータをやり取りする方法とかもあるし、そもそもBoot Campを使わずにエミュレータである、Parallels DesktopVMwere等でもWinをMacと同時起動する手もあります。

しかし上記のエミュレータは動作が遅い、有料、システムがうまく機能しない等のマイナス点がある。なので完全に切り替えしないといけない(同時起動はできない)が、私は上記で紹介したBoot Campを活用した方法をおススメする。

その方が正直スムーズ。それはもちろん試した結果です。よっぽどパワーのあるpro系のMacなら動作はけっこうサクサクかもしれないけど。

あとFAT32じゃないでMac OS 拡張のままどっちも読み込むことができる「MacDrive」なんてアプリ等もあります。もちろん有料ですが。

まぁたしかに方法はいくつもあるので自分に環境に合わして一番良い方法をチョイスしてくれれば問題ないです。

ただ、私の一番の主張は、Winを買うんだったらMacを買った方が良いぜ!ってことが言いたい。

だってWinはWinしかできないけど、MacはWinも入れられるんだから。

第一Macはいいですよ。いろんな意味で。どっちも使って何年も経つ自分の経験上ほとんどすべてにおいてMacが上です。

デザイン性、ユーザーインターフェース、付属アプリ、挙動、フォントの美しさ、ユーザビリティ、ウィルスにかかりにくい…等々は全部Macが上。Winの良い所はユーザー数が多いからソフト(フリーソフト含む)、アプリケーション数等が多いという点、あと対応してる周辺機器が多い…ということだけ。だと思う。

ということでMacが好きなので1mmでもMacの良さというか知ってもらいたい。ということでこんな記事を書きました。私もシステム等はそこまで詳しくはありませんが、上記の説明で不明な点等はコメント等から質問してくださってかいません。

とうことで長いエントリーになりましたが、個人的お勧めBoot Camp活用法でした。

以上。

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8月 10

以前に

「悪役。」

という記事を書いた。

かなり自分で書いといてなんだけど、個人的に気に入ってる記事だ。

今回はこれの補足的な事を書こうと思う。

悪役がいかに必要で素晴らしいかは前回の記事の通りだが、悪役は悪役でも大きく分けると二つある。

血も涙も無い極悪非道で酌量の余地のないやつ…と、

そうでないやつ、だ。

悪役は悪役なんだけど、悪いんだけど、でもその悪さには裏があって、理由があって悪さをしてるっていうパターンが多々ある。

例えば、

過去に恋人を殺された…とか。

恵まれない子供達を守るため…とか。

自分自身のどうしようもない絶望を目の当たりにして…とか。

病気…とか。

仇…とか

昔いじめにあっていたとか。

つまり、悲しい過去とか悪い事をどうしてもしなくてはならない状況でしかたがなく悪役になっているものがいる。

そしてもう一つのタイプがそんなものは一切なく、理不尽に、私利私欲の為に、意味も理由も無く、悪事を働くやつ。

大きくわけて悪役はこの二つに別れる。

仮に前者をタイプA、後者をタイプBとしよう。

ジョジョの奇妙な冒険で有名な荒木飛呂彦先生が言っていたことなのだが、吉良吉影っているでしょ?連続殺人犯のすごい悪役なんですけど、劇中ではまったく触れられていないのですが、実は吉良は子供の頃にいじめや虐待を受けていたんですって。でもその事を劇中に出したら、読者がそれを知って、吉良に共感してしまったり、可哀想な過去があるからしょうがない…と思われるかもしれないと思い、そういう過去を持っているということは作中に出さなかった。それは敢えて吉良というキャラをほんとに「悪役」として際立たせたかったからだという。

この話はけっこう印象的だったのですよ。なるほど、と。

例えば同じ作品のDIOは完全にタイプBの極悪非道タイプなわけですよ。そして吉良はタイプAだけど、作中はタイプBで書かれた。

これって悪役として似ているようで大きく違うわけですよ。

ここでざっと有名な悪役をタイプAとタイプBに分けてみましょうか。

タイプA
ダースベイダー
シャア
とぐろ弟
グリフィス
ゴジラ
ジャミラ

タイプB
パルパティーン(ダース・シディアス)
ギレン
フリーザ
とぐろ兄
ムスカ
キングギドラ

言ってることわかるだろうか?

分かりやすいと思うのはダースベイダーとダース・シディアス、とぐろ弟ととぐろ兄、ゴジラとキングギドラあたりだろうか。同じ悪役でもその意味合いはかなり違う。見ている視聴者の受け取り方も違う。

そして基本的に全部悪役はこのどちらかのタイプに別れる。

私としてはタイプBの方が「THE・悪役」という感じで好きだ。

つまり前回の記事で書いた私の持つ「悪役観」により近い。と思う。

悪役は悪な程いいのですよ。それでこそ正義が引き立つ、受け取る側は悪役に同情の余地も無くなる。

タイプAだとわずかにでも同情の余地があってしまうじゃないですか。

それよりも気持ち良い程の極悪非道っぷりが私の中で悪役らしい悪役なのです。

以上。

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12月 11

今までのエントリーを見ていない方は「その1」「その2」を見てみてください。

今日は最後に一番好きなキャラ二人を。

<櫛枝 実乃梨>

すべてのキャラで一番好きなキャラクターです。そして一番かわいそうなキャラです。性格は一見意味不明な元気娘。でもその実は本当の自分を隠すために形作ったキャラクターで、本当は真面目で陰があるキャラなんだと思います。主人公の竜二の当初の意中の相手。

ここで少し疑問が。「櫛枝はいつから竜児に惚れていたか」という問題。普通で考えれば、夏の別荘のエピソードのあたりから竜二のことに惚れはじめた…というのが妥当な考えですよね。でも櫛枝は本当に最初(2年生最初期時)は竜児の事好きではなかった….のでしょうか?ここが微妙な気がする。

1年生の頃から喋ったときはなくても、2年生で同じクラスになった時、あの竜二に怯えたりしてる風はなかったし、名前も知っていた。最終的に走りながらの告白の時に竜児の事を「ずっと好きだった!」と叫びますよね、そうなると実は1年生の頃とかから好きだったのでは?という解釈。うーーん。どうでしょうか?結局わかりませんが。

夏休みで二人の距離は近くになった気もするけど、上の仮定を採用すると、あまりに仲の良い竜児と大河の二人をどう見ていたのか?「大河をよろしく頼みます」の土下座も実は「自分が好き」というのを押し殺して,..とか。しかも夏の時点で櫛枝は大河がもう竜児の事を好きなんではと気づいていたんでしょうね。たぶん。だから、自分からなかなかいけないというか、一歩引いた感じなんではないでしょうか?UFOの話のくだりもそういうことを仮定して見るとなんとなく櫛枝がああいう話をしたというのも納得がいく…気がする。

その後櫛枝は意味不明な元気娘…ではなくなってきます。竜児との間も文化祭でギクシャクしたりします。この間も竜児に惚れてるのは確実。でも櫛枝はずっと大河は竜児が好きだとわかっているし、二人は仲が良い…そういう葛藤があるんだと思うんです。片方は意中の相手、片方は親友…。むしろ主人公が竜児だから竜児の気持ちは視聴者はわかるけど、櫛枝視点でいえば、一番不明なのは竜児自身の気持ちだったのではないでしょうか? 一見大河と大の仲良し。つき合ってるかのようにも見える。でもつき合ってはいないという。しかも竜児の態度から自分にも気があるのかも?とすこし思ってる。みたいな。

そのすこしもやもやした雰囲気がすこしはっきりするのがクリスマスでしょうか。大河のマンションでの号泣を目の当たりにして、竜児が自分を強く誘ってきてくれている。ここで櫛枝ははっきりと竜児は多分自分の事が好き。大河は竜児の事が好き。とわかったんでしょうね。それで櫛枝は竜児に遠回しに「告白しないでね」発言に至るわけです。それは大河の気持ちを知っていたため。竜児の事が好き。でもここでOKを出してしまったら大河はどうなるんだろう?親友の気持ちを分かってる上で竜児を自分が取ってしまったら….

なんて苦悩と葛藤。櫛枝最高だよ君。そしてなんて悲しい。それで最終的に大河に譲る形で最終的には竜二と大河は結ばれてしまう。なんて悲劇。いくつか選択を間違わなければ、竜二は自分と結ばれていた…と思うと尚更でしょうね。

というわけで一番健気で真面目で苦悩と葛藤があったキャラでしょうね。だからこそ一番好きなキャラ。正直竜児は櫛枝と結ばれるべきだったと確信しています。私は。

竜児も竜児ですよね。ずっと好きだった相手なわけじゃないですか?それを(色々あったとはいえ)ヒョイッと鞍替えするのもねぇ…調子良いとも見れなくはない。だってあれほど好きだったわけだし。櫛枝は最後まで一途だったし、北村、狩野、川嶋もある意味で一途だけど、竜児と大河だけ…調子良い…という感じが否めない。

その後の事を考えると物語としては竜児と大河が結ばれて(ハッピー?)エンドですが、あの後の事を想像すると竜児と大河があんなのぼせたような精神状態で駆け落ち、結婚、妊娠したとしてもその後もすっと上手く行くとはとてもじゃないが思えない。大河はあんな性格だし、親が離婚していると子も離婚する確率高くなると聞きますし…。統計学上ですがね。かなり確率は上がるらしいです。

あんないきなり木刀で襲撃してくるようなツンケンしたわがまま非常識女が素敵なお母さんになる姿がまったく想像できない…

そう思うと櫛枝はすごく良い子なので、ぜひむしろああいう辛い恋を経験した後にその傷を全部癒してくれる素敵な男性に巡りあって欲しいですし、絶対に巡りあうと思います。むしろ竜児と結ばれなかったからこそもっと大きい幸せを手に入れた…というような人生であって欲しいと願います。創造上のキャラクターにこんな言うのもアレですけどね…

はぁ長くなりました。次に最後に


<川嶋 亜美>
このキャラって一見というか最初は只のムカつくキャラなんだけど、実は北村の言う通り「実は本当の性格も嫌いではない」ですよね。本当は正直なだけなのかも。

役割としては、いわゆる「狂言回し」ですよね。たしかに物語の中心人物でない。そしてこのキャラは竜二が誰が好きなのか、北村が誰が好きなのか、大河が誰が好きなのか、櫛枝が誰が好きなのかすべてわかっている。その上で竜二のことが好きになってしまうけど、そのスパイラルに自分が入るのは無理だと諦めている…

このキャラも櫛枝程にでないにしろ悲しいキャラ。もうモデルとして大人の世界にいるために、高校生ではあるけど、いわゆる「大人」なんでしょうね。

このキャラがたしかに少し物語りを引っ掻き回します。でもそれがいいんでしょうね。すごい好きです。川嶋も。本当は良い子。とっても。

はぁはぁ、疲れた。1時間近くかかったよ。この記事。

しかも誰も読まないだろうけど。殆ど自己満足。

とにかく、「とらドラ!」超オススメ。ここまで書いちゃってアレですが、見ていない方はぜひ一度見てください!おススメ!!

以上。

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