10月 06

2011年10月5日。アップルの創設者、そしてピクサー、Mac、iPod、iPhone、iPadの生みの親、スティーブ・ジョブズが56歳の若さで亡くなりました。

やっぱり毎日365日マックやアップル製品にお世話になってる身としてはこの偉大な人物の死は自分の中でもかなりショックだ。

功績だけ見てもすごいが、この人のプレゼンや遺した言葉はすべて印象的で、一人の人間としても魅力溢れる偉大なる人物だった。

先日アップルのCEOを退任したばかりだったわけだが、以前から体調不良はなんども言われてて、こういう予感というか予測は誰しもがしてたし、覚悟はしていた。

しかしながら、やはり56歳。まだまだ若い。

惜しい。ほんとに惜しい人をなくした。

が、彼の人生は普通の人が人生10回使っても到達できない領域に駆け足で、上り詰めたのだ、「燃え尽きた」といっても過言ではないかもしれない。

偉大なる人物の死はやはり、いつの日も寂しい物だ。いつか来ると分かっていても。

私の両親だって、いつか亡くなるし、自分もいつか死ぬ。それは誰しも免れない。

その間に何を遺せたか。そして、自分の人生は幸せだったか。

それが重要なのかもしれない。

でも決して、私はジョブズを忘れないし、これからもアップル製品のユーザーであり続けるであろう。

あなたの遺したアップルのDNAは今後も人々に息づいていくことだろう。

ジョブズ「技術によって、我々のハートは歌いだす。技術だけでは物足りず、技術とアートを両立させる。それが、AppleのDNAだ。」

お疲れさまでした。

さよならジョブズ。

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9月 24

bootcamp mac os x leopard

まぁ知ってる人には「今頃なにを…」って感じかもしれませんが、この前デザインでMACしてる人でさえ「えー?なにそれー?」と知らなかったので意外にMac付属のユーティリティアプリ「Boot Camp」をご存知ない方多いようなので、私の個人的なおススメ活用法を書こうと思う。

Winをメインで使ってる人もこれを見たらMacを買いたくなるんではないかな?と思います。

まず「Boot Camp」とはなにか?簡単に言うと、マッキントッシュのPCでウィンドウズを使えるというアップル公式の夢のようなソフトです。正し一昔前のいわゆるPowerPCには使えず、intelMacじゃないと使えません。でもここ3〜4年の間以降のMacならほとんどすべてIntelのMacです。

つまりMacなのに同じパソコンでWinができるのです。これすごくないすか?もうWinしかできないWinのPCよりどっちも使えるMacが断然有利!

概要を話した所で具体的な話にしていきます。

もっと概要的な基本的な話を知りたい場合はググればいくらでも出てきます。

ちなみに「Boot CampでMacにWindowsをインストールする方法と、BootCampの小技やテクニックまとめ / Inforati」が分かりやすくて良い記事です。

なので上記記事より具体的なおススメのBoot Camp活用法のお話をします。今回はノートパソコンである、Macbookを例に話ますが、もちろんMacのパソコンならデスクトップでもairでも問題ないです。

まずは、用意するもの。

1、Macのパソコン
2、ウィンドウズのOS(のインストールCD)
3、外付けハードディスク

私としては3も用意してもらいたい。私の場合ノートのMacbook使用なのでハードディスク必須なので。でもデスクトップでも是非大容量の外付けHDはあったほうがいいです。今すごく安くなってるし。1tbとか2tbとか。なんならコンパクトなポータブルタイプでもOK!それならどこでも持っていける。

まずmacのBoot Campを使って、Winをインストールします。その時にハードディスクの容量を分ける手順があるんですが、できるだけWinに容量を割いたほうがベター。なぜかと言いますと、Macは外付けのHDを起動ディスクにできるのでHDの容量はいくらでも増やせますが、Winは内部HDにしかインストールできないからです。

まずは手順にしたがって、Macにwinをインストールしましょう。ほんと感覚的に1台のPCにOSを2個入れる感覚です。

インストールが終ったら、諸設定をして、まず必須アプリをインストールします。

kdbAppleと、
ProMouseEnabler

をインストールします。

この二つのアプリはマックのキーボードでもWinが使えるようにするアプリです。MacでWinをする時に一番ネックなのがキーボードの違い。こればっかりはもうどうしようもない。でも上記二つのアプリをインストールするとMacのキーボードでも違和感ほとんど無くWinで操作できる…はずです(ちょっと慣れるのに時間かかるかもしれませんが;…絶対にできます)

ちなみにマウスをいつも使う場合はProMouseEnablerはあまりいらないかも。あと前提キーボードもUSBの外付け使うならWinのキーボード取り付ければいいので問題なし。

次にMacに戻り、ディスクユーティリティを開きます。外付けのHDをパーティション分けわけまします。

詳しくはBoot CampのWindowsとMacの両方で使用できるように外付けハードディスクを設定する方法 / Inforati

を見てほしいのですが、要はHDの中身の容量を半分(まぁお好きな量でいいんですけど)をMac用にもう半分を「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」という形式に。もう半分をWinでも読み込める「FAT32」とう形式に割ります。(パーティション分けをします)

そうすれば一台の外付けHDでMacとWinどっちもいける外付けHDになります。

なぜFAT32形式なのか?それは簡単にMacもWinもどっちも読み込める形式(正し1ファイルあたりの最大量が4GBまでという制限がある)だから。

Mac OS 拡張ではMacしか読み込めないし、NTFSではWinでしか読み込めない。だけどFAT32ならばどっちも読み込めるので一台の外付けでMacの起動ディスク入りのMac OS 拡張形式のパーティションが半分、両OSで読み込めるFAT32形式のパーティションが一つ…となる。そうすれば外付け一つで全部出来る。MacとWinのデータのやり取りはFAT32でできるし、同じ外付けでMacが起動できる。

つまりこれで本体+外付けHD+上記の手順をすれば、一台のMacでほとんどなんの制限もなくWinも使えることになる。

データのやり取り、容量、マウス、キーボード等の制約無い。

他にも細かいテクニックを使えば、NTFS形式やMac OS 拡張のままデータをやり取りする方法とかもあるし、そもそもBoot Campを使わずにエミュレータである、Parallels DesktopVMwere等でもWinをMacと同時起動する手もあります。

しかし上記のエミュレータは動作が遅い、有料、システムがうまく機能しない等のマイナス点がある。なので完全に切り替えしないといけない(同時起動はできない)が、私は上記で紹介したBoot Campを活用した方法をおススメする。

その方が正直スムーズ。それはもちろん試した結果です。よっぽどパワーのあるpro系のMacなら動作はけっこうサクサクかもしれないけど。

あとFAT32じゃないでMac OS 拡張のままどっちも読み込むことができる「MacDrive」なんてアプリ等もあります。もちろん有料ですが。

まぁたしかに方法はいくつもあるので自分に環境に合わして一番良い方法をチョイスしてくれれば問題ないです。

ただ、私の一番の主張は、Winを買うんだったらMacを買った方が良いぜ!ってことが言いたい。

だってWinはWinしかできないけど、MacはWinも入れられるんだから。

第一Macはいいですよ。いろんな意味で。どっちも使って何年も経つ自分の経験上ほとんどすべてにおいてMacが上です。

デザイン性、ユーザーインターフェース、付属アプリ、挙動、フォントの美しさ、ユーザビリティ、ウィルスにかかりにくい…等々は全部Macが上。Winの良い所はユーザー数が多いからソフト(フリーソフト含む)、アプリケーション数等が多いという点、あと対応してる周辺機器が多い…ということだけ。だと思う。

ということでMacが好きなので1mmでもMacの良さというか知ってもらいたい。ということでこんな記事を書きました。私もシステム等はそこまで詳しくはありませんが、上記の説明で不明な点等はコメント等から質問してくださってかいません。

とうことで長いエントリーになりましたが、個人的お勧めBoot Camp活用法でした。

以上。

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8月 10

以前に

「悪役。」

という記事を書いた。

かなり自分で書いといてなんだけど、個人的に気に入ってる記事だ。

今回はこれの補足的な事を書こうと思う。

悪役がいかに必要で素晴らしいかは前回の記事の通りだが、悪役は悪役でも大きく分けると二つある。

血も涙も無い極悪非道で酌量の余地のないやつ…と、

そうでないやつ、だ。

悪役は悪役なんだけど、悪いんだけど、でもその悪さには裏があって、理由があって悪さをしてるっていうパターンが多々ある。

例えば、

過去に恋人を殺された…とか。

恵まれない子供達を守るため…とか。

自分自身のどうしようもない絶望を目の当たりにして…とか。

病気…とか。

仇…とか

昔いじめにあっていたとか。

つまり、悲しい過去とか悪い事をどうしてもしなくてはならない状況でしかたがなく悪役になっているものがいる。

そしてもう一つのタイプがそんなものは一切なく、理不尽に、私利私欲の為に、意味も理由も無く、悪事を働くやつ。

大きくわけて悪役はこの二つに別れる。

仮に前者をタイプA、後者をタイプBとしよう。

ジョジョの奇妙な冒険で有名な荒木飛呂彦先生が言っていたことなのだが、吉良吉影っているでしょ?連続殺人犯のすごい悪役なんですけど、劇中ではまったく触れられていないのですが、実は吉良は子供の頃にいじめや虐待を受けていたんですって。でもその事を劇中に出したら、読者がそれを知って、吉良に共感してしまったり、可哀想な過去があるからしょうがない…と思われるかもしれないと思い、そういう過去を持っているということは作中に出さなかった。それは敢えて吉良というキャラをほんとに「悪役」として際立たせたかったからだという。

この話はけっこう印象的だったのですよ。なるほど、と。

例えば同じ作品のDIOは完全にタイプBの極悪非道タイプなわけですよ。そして吉良はタイプAだけど、作中はタイプBで書かれた。

これって悪役として似ているようで大きく違うわけですよ。

ここでざっと有名な悪役をタイプAとタイプBに分けてみましょうか。

タイプA
ダースベイダー
シャア
とぐろ弟
グリフィス
ゴジラ
ジャミラ

タイプB
パルパティーン(ダース・シディアス)
ギレン
フリーザ
とぐろ兄
ムスカ
キングギドラ

言ってることわかるだろうか?

分かりやすいと思うのはダースベイダーとダース・シディアス、とぐろ弟ととぐろ兄、ゴジラとキングギドラあたりだろうか。同じ悪役でもその意味合いはかなり違う。見ている視聴者の受け取り方も違う。

そして基本的に全部悪役はこのどちらかのタイプに別れる。

私としてはタイプBの方が「THE・悪役」という感じで好きだ。

つまり前回の記事で書いた私の持つ「悪役観」により近い。と思う。

悪役は悪な程いいのですよ。それでこそ正義が引き立つ、受け取る側は悪役に同情の余地も無くなる。

タイプAだとわずかにでも同情の余地があってしまうじゃないですか。

それよりも気持ち良い程の極悪非道っぷりが私の中で悪役らしい悪役なのです。

以上。

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