6月 02

ブラック企業もしくはブラック会社という単語を聞いた事があるだろうか?

まずブラック企業についてWikipediaより抜粋して引用

ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、従業員に労働法やその他の法令に抵触しまたはその可能性がある条件での労働を強いたり、関係諸法に抵触する可能性がある営業行為を従業員に強いたりする、若くはパワーハラスメントという暴力的強制を常套手段としながら本来の業務とは無関係な非合理的負担を与える労働を従業員に強いる体質を持つ企業(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)のことをさすインターネットスラングである

ということ(さらに詳しくはwikipediaブラック企業参照)

このブラック企業というのは基本有りと有らゆる会社を対象とするが、今回はクリエイター関連の仕事やマスコミ関係の事について書いてみようと思う。

自分の経験上クリエイター界でブラック企業じゃない会社は殆ど無い。つまり長時間働かされたり、サービス残業があたりまえに常套化している。

もちろん友人でもデザインや写真、映像、建築等の仕事をしている人はかなりいるけど、それぞれ会社の労働状況を聞くと、大体がブラック企業に多かれ少なかれなっている。

テレビ局やアニメ、記者関連の友達はいませんが、ウワサに因ればさらに酷いとの事。

3K(きつい、帰れない、給料安い)がもうはやデフォルトだ。離職率、転職率も非常に高い業種だ。

どこも黙認している状況。労働法にもすれすれ、もしくは違反してても黙ったままという現状。

でもみーんな「それが当たり前」と思っている。「他の所もそうだし」「この世界じゃ当たり前」と口々に言う。

でもそうなのか?そうなんだろうか?

日本という国は世界的に見ても労働時間が長いことで有名。なんでこれだけ発展しているのに、過労死や精神に傷がつく程労働しないといけないのだろうか?

クリエイター関連の仕事は専門職で要は”能力”が秀でている専門家ばかりだ。だから普通で考えれば、なにもスキルが無い人間とは違って手に職があるわけだから、給料が高いとかもしくは優遇されて良い立場にあるはずなのだ..が、現実は普通の一般企業に比べてブラック企業率は非常に高い。

好きな事を仕事にするというのはこんなにもリスクを負わなければならないのか…

自分はどんなことにでも”疑問”を持つようにしている。”あたりまえ”や”しょうがない”ということが大嫌いだ。

こういう体制にもの申す。

この業界が普通の企業になれる日は来るのだろうか?

自分は来ない気がしてならない。だからこそ嘆いている。

仕事をするってなんだろう…
夢を叶えるってなんだろう…

ブラック企業が横行しているのはまぎれも無い事実。この就職難でもブラック企業はいつでも人材を欲しがっている。なにせ離職率が非常に高いから。

つまり大手に就職できず、ブラック企業に知らず知らずに就職する人間は今非常に多いと思う。それでさえなかなか就職できないというレベルなのだから..

少しでもそんな状況が改善される日を夢みています。でも自分一人がそう思ってもなにも変わらないんですよね。

なぜこんな記事を書いたかというと姉のご近所の人が過労死したという話を聞いて、それもブラック企業に殺されたんではないかなぁとふと思ったんです。31歳だったそうです。

企業は時として合法的に人を殺す。

そういう現実があるのが今の日本だ。

悲しい。そして悔しい。

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5月 25

多過ぎませんか?理不尽な事。

辞書には
「[名・形動]道理をつくさないこと。
道理に合わないこと。また、そのさま。
「―な要求」「―な扱い」」

などと出てきました。道理ってまたすこし難しい言葉を…

辞書には
「1 物事の正しいすじみち。
また、人として行うべき正しい道。ことわり。
「―をわきまえる」「―に外れた行為」

2 すじが通っていること。
正論であること。また、そのさま。
「言われてみれば―な話」」

とある。

要はあたりまえに正しい。筋が通ってる。理不尽はそれの逆で「あたりまえに正しい」はずが正しくなく「筋が通ってる。」はずが筋が通ってないという事。

世の中には大なり小なり理不尽な事で溢れている。

でも目の前の理不尽な事象に出会った時、その”理不尽”を解消するのは難しいんですよね。

「あたりまえに正しい」とか「筋が通ってる。」って世の中全員がそう思ってるわけじゃない所から理不尽って生まれるんだと思うんです。

池上彰さんの番組を見てて北朝鮮の「理不尽な行為」の数々を最近やっと理解しました。前々から概要はやんわりわかっていましたが、細かい所までは全然分かってなくて、池上彰さんのやさしい解説で、理解できました(池上さんすごい)

あーいった度重なる「理不尽」をしているにも関わらず、北朝鮮は平然としてるのが逆にすごいなぁと思いましたね。

北朝鮮にとってはこっちが明らかに「理不尽だ!」と思う事がそれはまったく「理不尽」でもなんでもない、あたりまえの行為と思っているのでしょう。

もちろん差別の問題、人権の問題でもそうです。有色人種への理不尽な差別や偏見、部落や地域、
国への理不尽な差別。

現代の世は昔に比べればそれがかなり良い方向に修正されていたりするんでしょうが、それでも「理不尽」は未だに数多く存在するし、それが人種差別などの大きい問題から、家庭内の兄弟間の差別まで、大なり小なり存在する。

正しい筋道。

至極簡単そうで非常にデリケートで難しい。

以前のドラえもんの名言でも記事にしましたが、双方がどちらも「正しい筋道」と思っていたら…

自分が嫌いな言葉の一つに「しょうがない」という言葉がある。「不可能」はまだゆるせるが、「しょうがない」はなんか腹立ちます。

「そんなのしょうがなくない!なんとかなるわい!」
と叫びたくなります。

それほど「しょうがない」が嫌いです。

この言葉には失望と絶望を感じます。大嫌いです。自分は生涯できるだけ「しょうがない」を使わないように生きて行きたいと思いますね。もちろんそれも「理不尽」な事といっしょで、正しくて、筋の通った人生を送りたいものです。

もちろんそうなる為に努力はし続けなければならないですね。
でもそういう意識と信念を持つ事が大事だなって自分は思います。

以上。
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5月 19

新潟県人に生まれてよかったなぁと思う理由の一つが
「米が美味い」点ですよね。

他県(特に関東)にいったときに、米を食べるとすこし驚愕する場合があります。

非常に美味しくない。

なんかちょっとぱさぱさしてるうえに、旨味や甘みが無い。コンビニやスーパーの弁当などちょっと驚きますよね。その不味さに。

東京の芸能人がテレビで新潟魚沼産のコシヒカリをおいしいと思うのはそれだけ普段食べている米がマズいからだと思うんですよ。

新潟は別に魚沼産でなくても米美味いのです。でも新潟に限ってなくて、秋田、山形、福島あたりはどこもおいしいですよ。

それとインスタントごはん。あれはマズいですねーー。いや、いろんな銘柄食べたわけじゃないですけど。

1パック完食できなかった経験がります。あまりにマズくて。

それと近所のチェーンのお店に入ってライスを食べると「あ、これ新潟の米じゃないな」って感じることがあります。味が違うから。

逆に新潟に住んでいる人間は平均的な米自体がうまいからそれに慣れっこなので、マズいのを食べた時に軽いカルチャーショックをうけます。

だって米って基本中の基本じゃないですか?毎日欠かさず食べるものですし。

それが”美味い”というのは大きなアドバンテージ!

米がうまけりゃなにと合わしてもばっちぐーす。

あぁ新潟に生まれてよかった。

新潟よいとこ一度はきなせや。

以上。
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