2月 17

デザインを行う上でタイポグラフィなる
文字自体のデザインというものは
非常に重要になる

まぁフォントのことは
今後もいくつか記事にすると思いますが
今回は
「明朝体」と「ゴシック体」
について。

日本語の書体というものは
主に上記の二つの分類に分けられる。

それぞれ特徴があり、
まず「明朝体」ですが、
横の線は細く、
縦の線は太い。
いかにも
日本的で味のある
古風な雰囲気を持つ書体です。
教科書とか小説は明朝が多いと思います。

次に「ゴシック体」ですが
明朝と違いすべて線の幅が一定なのが特徴。
つまりカチッとしてがっしりしてる雰囲気。

例えれば明朝は日本人
ゴシックはアメリカ人みたいな。

まぁ勝手な自分がもってるイメージですが。

それでですね。
もちろん時と場合と内容に
因るんですが、

自分はゴシックが好みなんです。

デザインによってはあきらかに
どちらかの系統のフォントを
使わねばならないことも多々ありますが、
時にはデザイナーの好みに委ねられることも
しばしばあるのです。

そういった場合
自分は十中八九ゴシック系を選びます。

理由はなにかと聞かれても
特に説得力は無いのですが、
ゴシック体のほうがはっきりと強そうなんです。
明朝は気品はありますがどこかひ弱そうなんです。

だからですかね。
自然とゴシックを選んでしまいます。

でもゴシックも弱点がありまして、
ある程度厚み(文字の太さ)を
持っている時は良いんですが、
細くなると途端にしょぼくなります。

その点明朝は細くてもそれなりに
気品とデザイン性を保ち続けます。

まぁこれら全部自分の勝手なイメージですがね。

なのでまぁ難しいんですけど
総じてフォントはゴシック系が
どっちかっていうと好きです。

なんというか簡単にいうとゴシックは
現代的なデザイン性を感じるんですね。

もちろん世の中のフォントは
この二つだけってわけじゃないし
今後好みは変わるかもしんない。

でもたぶん今後も自分は
デザインをするときはやっぱり
ゴシックを使う事が多いと思う。

今後もたのむぞゴシックよ。

以上。


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1月 27

これはデザイン関連の仕事してる人みんなが
感じていることだと思いますが、
デザインをしていると絶対に
ブサイクでかっこわるいデザインを
求められる事がある。

もちろんかっこいい、良いデザイン自体の定義が
曖昧だし、個人の好みも大きく作用しますが
明らかにショボイものが選ばれる事がある。

裏を返せば“良いデザイン”
イコール
“売れるデザイン”
“評価の高いデザイン”
では無い事も意味している。

見た目ショボイけど目を引くとか
見た目バランス悪いけど大衆受けするとか
明らかにおかしな配色なのに集客率が良かったりとか..

デザイン的観点から見れば良いデザインも、
クライアントや一般の人達にはそのまま良いとは
限らないわけです。

そうなるとデザイナーは辛いわけですよ。

敢えて明らかにショボイデザインを
させられることになるのですから。

例えばの話
あるポスターの案件で、
出来上がったデザインを
クライアントに見せたら
「もっと大げさに赤とか使って、文字もでかくしてよ~」
とか言われたとする。
でも明らかにそんなことしたら
デザインはイマイチになる事は必至。
でもクライアントには逆らえない(基本は)ので、
言われた通り敢えてしょぼいデザインに
改悪しなければならないわけだ。

しかもそのデザインは
大なり小なり世の中に出てしまう。

つらいですよ。
いたたまれない気持ちになります。

でもクライアントあっての
デザイナーですから
どうしようもないですよね。

もしそれが嫌なら
クライアントを説き伏せる程
説得してみるとかね。
まぁヘタレな自分には
なかなかできませんが。

でもデザインする時はできるだけ
クライアントがぐぅの音も出ないぐらいの
デザインにしようと心がけてはいますがね。

世の中うまくいきませんね。

というかですね、
クライアントと直接話せるならまだ良い。

自分など会社に所属してると
デザインの依頼は
“営業”の人を介して話が来るわけですよ。

そうすると営業さんはデザインの事は
全然わからないわけですよ。
だからデザイナーに対しておかしな指示を
出してきます。
つまりデザインの良さ云々では無くて
“いかにクライアントが喜ぶか”しか
頭に無いんですね。基本的に。
だから異様に社名をデカくしろとか
商品名をもっと強調しろとか
デザインが変になろうがおかまいなしに
要求してきます。

そうなってくると
クライアントが本当に求めている
デザインかさえも疑問になってくる。

だから世に出てるデザインを見て
このデザインショボイなぁ~と思っても、
そのショボさの原因は、
デザイナーではなく
クライアントや
世の中の流れ(流行とか)や
とんちんかんな上司や
営業の人なんかが
させたことかもしれませんので
ゆるしてください。

自分含めて。

以上。


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1月 22

デザインの依頼が回って来た時
その案件の完成までの時間は

デザイナーそれぞれ違うと思います。

しかしクライアントがいる案件(ほとんどがそう)は
完成までのリミットが決まっている。

そうしたときに
デザイナーが完成させる時間というのは
非常に重要になってくる。

仕事始めて最近はさらに強く思いますね。

例えば同じクオリティの作品を
1日で完成させるデザイナー(A)と
2日で完成させるデザイナー(B)とでは
大きな違いになる。

結果はたしかに同程度のクオリティ
しかし早くできるというのは
クライアントがいる限り
非常なアドバンテージになる。

逆に言えば2日間でいっぱい使って
上記のようにAとBのデザイナーが
よーいドンでデザインしたら
絶対にAの方が良いデザインができる。

早くできるということは
再考したり、やり直す事も
Bよりできるのは道理。

つまり”良いデザイナー”の条件の一つに
「瞬発力」というものが必須になってくるという事。

それはアイデアの瞬発力だったり
作業の効率化(ショートカットや時間を縮めるスキル)が
出来るという事等。

“早さ”は良いデザインを生む。

うん。
だと自分は思います。

以上。


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