10月 23

よく食品に書かれているコピーがありますよね?

最近はその辺が厳しくなって、「カロリー半分」とは”何と比べて半分なのか?”とか”カロリー控え目”、”カロリーゼロ”、”糖分ゼロ”、”糖質ゼロ”、等々曖昧な表現が問題視されて、規制がきびしくなりました。

それこそ日本語特有の悪い例だと思いませんか?言い方を変えてるだけで意味は同じみたいな。

そういうコピーの中でも自分的に「なんじゃそら?」っていうのが「おいしさUP」なんですよね。

“おいしさ”って人それぞれじゃないですか?好き嫌いだって千差万別だしね。

だからAさんはおいしいと思っているものがBさんにとってはものすごいマズいと思うことだってあたりまえじゃないですか?

それなのに”おいしさUP”ってなに?なにどう”おいしく”なったの?

作ってる会社の人が「おいしくなった」って思ったってその他の消費者は「マズくなった」って思ってるかもしんないじゃないすか?

“おいしさ”って糖度やカロリーやビタミンC含有量とかと違って、定義も数値もないじゃないすか?

それこそ前述の通りそれぞれ感じ方が違うんだし。グルタミン酸ってわけでもないでしょう。

まぁ味の表現自体がものすごい曖昧なんですけどね。「コク」とか「風味」とか「まろやか」とか「さっぱり」とか「深み」とか…数え上げたらキリがない。

でもやっぱりそういうコピーを書かないと売れないのでしょう。企業もいろんな努力をして、考えた末にそうしたのはわかるんです。わかるんですけど…

でもなにを言っても良いか?っていうとそうではなくて、やっぱり適切な表示はしてほしいものです。

日本語は難しいですからね。曖昧な言葉も多い。

消費者はそのコピーを鵜呑みにするんではなく。むしろ疑ってかかったほうが得策かと思います。

企業側も「どうせ消費者はわかんねぇだろ。適当にそれっぽい良い文句書いとけ!」みたいな事ですからね。

要は企業は「いかに売れるか」が重要なわけで、消費者がそのコピーに騙されて引っかかることを狙って、書いているわけですから。

皆様くれぐれも商品やサービス等のキャッチコピーを鵜呑みにしないでください。疑ってください。

よく見ると根拠もくそもない曖昧な文句かもしれませんよ。

ご用心。

以上。

あ、前回の記事がなぜかすごいpvが多かったのですがなぜでしょう?たぶんタイトルと中身を違うものを想像してたかな?w 申し訳ない。特におもしろい記事ではなかったはずだから..尚更ですが。偶然かもな。偶然だな。

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10月 21

どんなものでも歴史に残る作品、人物、出来事といったものは、絶賛がある一方で、批判が必ずあるものです。みんながみんな一様に賞賛するものというものは実はそんなに凄くない!と自分は確信しています。まぁ例外が絶対に無いとは言いませんが。

典型的な事で言えば、JOJOの奇妙な冒険、バキ等の漫画。松本人志、紳介さん等のタレント、芸人。田中角栄、小泉純一郎等の政治家。ダリやピカソなどの画家。レディオヘッド、ボブディラン等の音楽家。イチローやヒデといったスポーツ選手、エイベックスやジャニーズなどの芸能事務所等々….

賞賛がある一方で、評論家やジャーナリストやら一般ユーザーの声などからは批判もそれに比例するように多い。やり方が気にくわないとか、言動がとか、なんだかんだでイチャモンをつけられます。でも世界中いろんな思想や信条、思惑が渦巻いているので、自分も天の邪鬼ですが、そういう意味でも賛否両論されるということは、それだけの批判もしくは賞賛するだけの「何か」があるからなのです。

千差万別とはよくいったもので、まったく同じ思想の人間っていないんですよ。絶対に。だから好みというものは必ず別れる。思想も異なる、意見も違う、主張も違う。

だから戦争も起こる。

ちょっと話がズレましたが,簡単に言うと、「賛否両論あるもの」というものは得てして、人々の印象に残る。どんな形であれ。しかも自分の経験上、賛否両論が強いものほど、面白く,魅力あるものの場合が多い。全部が全部ではないけど。

英語で「パイオニア」ってあるじゃないすか?先駆者…みたいな。そういうものって絶対に最初は馬鹿にされたり、批判されたりするもんです。多くの人間の中に備わってる「常識」というものさしを外れてると、それだけで批判の対象になりやすい。でも実はそれが今迄に無い斬新なものであることは非常に多い。

だから自分はなんでも「やり過ぎ」を常に心がけている。それぐらいで丁度いいと思っている。平均点を目指すのではなく、先生から120点かもしくは0点を与えられるものを目指している。

自分も何事にも「賛否両論」されるようなものを生み出していきたい。そういう人生を歩みたい。

以上。

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10月 08

今日は普通のお話を。

最近さよなら絶望先生を読み始めたんす。プログラマーの和田さんが「おもしろいよ」って言ってて「へぇ」って感じで手に取ってみました。同じ作者のかってに改蔵は読んでたんですよ。当時サンデーを毎週買ってたんで。それでこのさよなら絶望先生はけっこういろんなところで目にするんで、オモロいんだろうなぁと読んでみましたが、内容というか芸風はかってに改蔵とまったく変わらない….ある意味想像通り。ある意味期待はずれではあったんですが、まぁかってに改蔵も面白かったんで,さよなら絶望先生ももちろんそれなりにおもしろくはあるんですけど…とにかくこの作者の漫画はすごいほんと固定化されたパターンがありますよね。それの中で時々すごい納得というかわかるなぁ..というエピソードがあるんですよね。

まぁそいでね。6巻の54話「百万回言われた猫」は秀逸だなぁと感心しました。内容は要は、「あんたはおもしろいかもしれないけど、それを言われるのはあんたで100万人目なんだよっ!」っていう話。これありますよね。すごいあります。自分の場合「デカイですね」と100万回言われてます。「たばこ吸うでしょ?」とも95%言われます。自分はたばこ吸わないよっ!強面が全員たばこ吸ってるわけじゃねぇのよ。

漫画ではブルガリア出身の琴欧州にたいして、「ヨーグルト好きなんですか?」と聞くレポーター。東京ディスニーランドって東京じゃないじゃんとかそういう何度となく再三言われているという、聞く方は一回目でも言われた方はもううんざりするぐらい、その質問に対して答えてるんだよね。

自分の大学の時の恩師はスイス出身で京都を経て、今新潟の大学に居るんですが、「どういう経緯でスイスからきたんですか?」と「好きな日本食は?」をまさに100万回言われているらしくうんざりな様子でした。聞く方は興味あるんですけどね、聞かれる方はめんどくさいことこの上ないですよ。

だからこれ読んだ人もそういうのを意識してもらうと良いと思うんです。教訓だなこれはと思ってね。

聞く方は一回目でも相手は何度も言われてうんざりしてるかもしれない。それ考えると誰も聞かない事を聞いたり、それ自体を「何べんも言われて大変でしょ?」いって言ってあげるといいかもしれません。

…まぁそれだけなんですが、すごい共感できるお話だったんでピックアップしました。あなたも質問するときその辺を意識して質問するといいかもしれませんね!というお話し。

でも逆に何万回言われてもうれしいことってのもあるんだけどね。

以上。

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