1月 31

丁度一年前に書いた記事、

ポリパテ(モリモリ)&おゆまるで複製に挑戦!!その1(概要&準備篇)
ポリパテ(モリモリ)&おゆまるで複製に挑戦!!その2(テスト実験篇)

は当ブログの人気記事になりました。(読んでいない方は軽くでも読んでもらうと、より理解しやすいと思います)

しかし1年程経ち、私も少しは成長し、色々とおゆまる複製について改善点がたっくさん出てきたので新たに記事にします。

まず最初に声を大にして言いたいのですが、おゆまるの複製に使う素材は主に 「ポリパテ」 「エポパテ」そして 「レジン」とあるのですが、、、、

「レジン」が最強!(でもやっぱポリパテの方が良いかも?)

という説を唱えたいと思います。

これは上記のマテリアル全部を試して、実験してみた私なりの「答え」です。なぜレジンが最適なのか?という理由は以下の記事で説明したいと思います。

まず「レジン」と聞いて、「?」と思った方もいるでしょう。他ブログ等でもけっこう書かれているのですが、レジンは固形化する時に発熱するので、おゆまるとの相性が悪い(おゆまるは熱で変形するので)ので止めましょうとかが定説としてあったりしたのですが、それはまったくの「デマ」であると断言してもいいでしょう。以下の実験結果を見てもらえればね…ふふふ。(報告によるとレジンキャストの商品の違いでもおゆまるとの相性があるとのことですので色々試すのが良いとは思います)

では前フリが長くなりましたが、実際に実験していきましょう。

事前に用意するものについて、まずは「おゆまる」と「レジン」を使っての複製なので、「おゆまる」と「レジン」が必要です。おゆまるは大きなダイソーや模型店、大きな画材屋に置いてあります。安いです。100均にあったら運がいいです。即購入しましょうw

レジンも模型店、大きな画材屋、ホームセンター等に置いてあります。waveのものが一番入手しやすいと思いますが、私は初めて購入する時、量や値段がけっこうあるので、以下のレジンを購入しました。

ホビーキャストという商品。500gで2300円程でした。(waveは2kgで3800円とかでしたっけ?)

ちなみにレジンは分量の調整が超重要なのでこんな容器に移すとgood!100均の調味料入れです。A液、B液とちゃんと書きましょう。これで微量な調整が可能。<追記>この容器にずっと入れておくと劣化したりするのでその時 使う分だけ入れて、あまったらまた戻す‥というのがベストのようです。

次にレジンの調合に必要な電子秤。これが無いとレジンの調合ができません。(比重が違うので) ホームセンターとかに売ってるものの方が安く購入できるかな。

その他に必要なものはおゆまるを暖めるものですが、ドライヤー、お湯、オーブン等自分の環境に合わせてご用意ください。私は電気ケトル(ティファール的なやつ)を使っています。ドライヤーやオーブンは水分を使わないのでそういう面ではメリットがありますが、私は時間と音と環境的に使えないので、電気ケトルでやっています。正し、ケトルでお湯で温める場合水分がおゆまるにつくのでそれを拭き取る作業が必要になります。

他にもピンセットゴム手スパチュラ的なもの(調色スティックとか)もあると便利。その1も参照のこと

ほいで実際に今回複製してみる素材。マシーネンの汎用性が高そうなものを適当にチョイス。プラス、あくまで実験的な意味もあるので、「たいやき式」(真ん中あたりの3種)「たいやき式&流し込み」(タンク)「3点取り式」(バーナーノズル)の方法を試せるパーツを選びました。

まずは各種半分おゆまるを押し付ける。その半分の分割線にバリが発生するのでそれを考慮の上、おゆまるをおしつけましょう。押し付ける時のコツは「中に空気や水分が入らないようにすること」つまり隙間が出ないようにして押し付けてください。包み込むようにしたら空気入りますから、モールドがある場合そこを中心に押し付けて、広げるようなイメージです(言葉にすると意味不明ですねw)あと、おゆまるを湯煎で暖める方は水分を完全に拭き取ってください。

たいやき式は完全に両面隙間無く押し付けます。たいやき式は主に1面の複製に向いています。難しさはレベル1です。

次にたいやき式&流し込みタイプ。これはこのタンクのように両面や曲面全部を複製する場合に有効。湯口を付けます(写真の真ん中に見える穴です)。というか流し込む部分を付けるわけです。ここからレジンを流し込むので、小さ過ぎると流し込めないので注意。リスクは湯口の部分に大きなバリができるので、湯口にモールドがあるとアウトです。難しさはレベル2です。

最後に「3点取り式」方式。これはですね、たいやき式プラスもう一点のおゆまるを押し付けます。つまり右、左、上(ふた部分)です。これのリスクは3点あるのでバリが3点生まれてしまうことです。ゴムは圧着させるのに使っています。代わりに
おゆまるで分割線をぴったりに隙間無く押し付けるのでも可能です。難しさはレベル3です。

おゆまるの型が出来上がってたら、レジンを流し込みます。手袋を使用し、新聞紙(もしくは厚紙や段ボール等)を引き、レジンの説明書をようく読み、ちゃんと撹拌し、落ち着きながら、ソロ〜と流し込んでください。ちゃんと溢れるように流しこんでください。気泡が生まれないように….でもその時の運にも寄りますw…..じつは一度大失敗しまして、レジンをA液とB液と入れる順番を間違えた事があったんですよ。先にB液を入れてしまいまして、まったく固まらず、最悪でした。ぬめぬめの乾かない液体がだだ漏れ状態になるのでお気をつけください。

硬化したら白くなります。完全に硬化してるように見えてもまだ柔らかかったりするので、あせらず結構時間を置きましょう。完全に硬化したら、おゆまるを慎重に外してバリを取り除きましょう。

今回複製したものは白いもので、色が付いているものが元パーツです。白くてよく見えませんが、バーナーノズルはあまりうまくいきませんでした。理由は横モールドがびっしりなので、そこにバリが生まれてしまうのと、ふた部分にもバリがうまれやすく、口部分がガタガタになりやすいので…それが失敗でした。このパーツは完全な複製はおゆまるではちょっと無理ですねw それ以外は比較的うまくいったと思います。ちなみに多少気泡等で穴ができても、モールドの無い部分でしたら、ポリパテ、エポパテ、黒瞬着等で穴を埋めて、研磨すれば大丈夫です。

はい。まぁこんな感じです。ここでレジンが「最強」という理由をまとめます。(そのパーツによって得手不得手もありますが)

その1「対費用効果」
つまりポリパテやエポパテよりレジンはコストが安く済む。ポリパテはモリモリで120gで1000円ぐらいですから。エポパテはもっと高い。

その2「流動性」
硬化前は普通のちょっととろっとした液体なので、隅々まで行き渡りやすいです。ポリやエポでは流し込みができないですから。エポパテは柔らかめの粘土みたいなものなのでモールド隅々までは行き渡らないです。ポリパテはたいやき式の場合、レジンよりうまくいく場合があるので、パーツによっても取捨選択できるかとは思います。

その3「硬化時間」
硬化がポリやエポより早い上に固いです。しかも硬化具合が見えやすい。

その4「バリの処理」
ポリパテはバリがポロポロポロになってしまうんでおゆまるに張り付いて、除去できないものがおゆまるに取り込まれて、汚くなります。でもレジンはパリパリのフィルムみたいな感じになるので、バリを残すことを少なく(限りなくゼロに)できるので、おゆまるを汚さない。

ほかにも匂いもポリパテより少ないです。いろんな意味で

どうですか?レジン最強説。あとは何度も挑戦すればだんだん慣れます。失敗しても挫けずに何度も挑戦することが成功の鍵といえるでしょう。

ちなみに取り出した後のおゆまる。バリ部分をパリパリっと除去できます。

基本は以上です。次についでなので立体物複製の「著作権」について説明したいと思います。

けっこう疑問に思っている方もいるかと思うのですが、「プラモを複製していいのか?」と不安の方もいるでしょう。自分のスクラッチしたようなものならまだしも、市販のプラモを複製しても著作権侵害にならないの?と思っている方が多いと思います。

以下は「著作権の基礎」より一部抜粋です。

①著作財産権
i)複製権
 「複製」とは印刷、写真、複写、録音、録画などの方法を用いて、具体的な物に著作物を収録することをいいます。

 なお、複製には、著作物の一部を複製することも含みます。たとえば、他人の小説の一部を複写することも複製権の侵害となります。

ここだけ見ると複製はアウト!と思いますが、まだ続きがあります。

④正当理由があれば侵害とならない
 以上のような複製行為や翻案行為は、原則として著作権侵害となります。しかし、以下の場合は、上記のような複製や翻案に該当しても、著作権侵害とはなりません。

ii)私的使用のための複製
 単に私的利用のために著作物を複製するのであれば、著作権者にそれほど経済的損失を与えることはないだろうという見地から認められたものです。ただし、公衆が利用できる自動複写機器(有料か無料かは問わない)を用いて複製することは認められません。さらに、公衆送信することも認められません。

つまりレンタルCDの私的コピーが著作権侵害にならないように、「私的使用のための複製」は著作権侵害になりません。つまり複製したものを、他人に譲渡、販売、等をすると著作権侵害になりますが、自分で模型を複製し、自分で使うのなら著作権の侵害にはなりません。でも複製したもの、もしくは複製したものを一部に含むものをオークションに出したり、通販したり、他人にプレゼントすると犯罪になるので気をつけてください。(あくまで私の調べた結果ですので「それは違う!」とか知っている方はご指摘ください)

さぁみんなもルールを守ってレッツ複製☆

以上です。……と終わりにしたい所ですが…

<2012/5/31追記>

経験を積んだ結果レジンよりポリパテの方が良いかもしれないという答えが出ました。

おゆまる+ポリパテ簡易複製を再評価する。(レジンとの比較も付記)」という記事を書きました。ぜひ興味のある御方は当記事と共にご参照ください^^

マシーネンクリーガーや造形物の記事一覧はコチラ>http://www.revolve-gear.com/blog/archives/198

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関連記事:

1月 16

上記トゥギャッターはコチラから>http://togetter.com/li/89887

すいませんタイトル長くて。でも上記の意味そのまんまです。

突如昨日アイデアが浮かんだんです。

ツイッターの良いところでもあり、悪いところでもあるんですけど、タイムラインの性質上、どんどん情報が流れていいきます。でもその中にも”良い情報”というのは数多存在してると思うのです。というか存在してます。確実に。

有益な情報を含んだつぶやきもツイッターをやってる人しか見れなかったり、フォロワーさんしか見れなかったり、時間帯によって見逃したりするわけですから。

それを流れないで留めておけたらいいな、ツイッターやってない人でも見れたらいいな、と思ったのです。それにはトゥギャッターが一番簡単で分かりやすいと思ったのでつくりました。

以前にこういうコンセプトのwikiサイトを作るという案をモデラーのぽこあぽこさんが提案されました。

でもそれはかなり大きなプロジェクトとなる為にまだ時間がかかると思います。

なので簡易的に実現できるかなぁととも思った次第です。

今の段階は今までの私の過去のお気に入りにしていた、つぶやきぐらいしか載せてないので一部(なので私へのリプライツイートが多いです)ですが、誰でも編集可能にしましたので、(といっても最初はあまり誰も編集してくれなそうなので私が主にしますが)自由にどんどん編集していただくとありがたいです。

範囲は主に模型やフィギュアのテクニックを中心に、その他役に立ちそうな情報、有益な情報をピックアップ…ということにさせていただきたい。でもまだ私が勝手にやったことなので、ご意見等ございましたら、随時内容も変更できるような体制で始めたいと思います。

ご意見、ご質問等お待ちしております。

せひせひみなさんのご参加をお待ちしております。

以上。

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関連記事:

8月 25

アマゾンさんからね。プロ機材ドットコム製のグラデーションペーパー(グレーと黒)なる背景紙を買いまして。試し撮りしました。カメラはDP2です。ちなみにモデルはクレーテさんです。今改めて見ると直すべき部分や塗り直したい部分とかありますが…まぁ…まぁ今度ということで。

それにしてもこの背景紙が想像より大きくてですね。撮影ブースにとてもハマらないので、しょうがないですけどカットしました。今思うとグレーと黒の二つもいらなかったな。まぁしょうがない。

…今回ライトがすごいオレンジだな。ちょい失敗かもだけど、まぁいいでしょ。前のクレーテの撮影はDP2でもなく、背景も特になかったし。それよりはかなりの進化なはず。

ではご覧あれ。

まぁなかなかいいんでないかい?あとはもうすこし使い方をきちんとすればね。

以上。

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