2024 4 13 ガキ使「ふかわりょう一言ネタストラックアウト(前編)」感想

はじめに

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約1年ぶりのストラックアウト企画。山ちゃんの「マー」は継続。

過去2回

2023 11 5 ガキ使「原西ギャグストラックアウト(前編)」感想
2023 11 12 ガキ使「原西ギャグストラックアウト(後編)」感想
2024 3 3 ガキ使「ハリウッドザコシショウものまねストラックアウト(前編)」感想
2024 3 10 ガキ使「ハリウッドザコシショウものまねストラックアウト(後編)」感想

と、やってきた企画です。

第三回となりますね。

企画概要

今回ゲストはふかわりょうさん。ガキの紹介では「一言ネタのパイオニア」となってましたね…。そんなジャンルになるぐらいのものなのか一言ネタ界隈をよく知りませんが、、。まぁいいか。一言ネタだけど、あるあるネタ的な要素もあるからな。

ガキの使い古参視聴者ならお馴染みですね。今年の新年会(山-1)にも参加してたのが記憶に新しいです。ガキの使い初登場はなんの企画でしたかね、、、。ふかわりょう七変化の前にもなんかの企画で出てた気もするんですけど、記憶が曖昧です。ちなみに「消しゴムの角使ったぐらいで怒るなよ」は笑ってはいけないシリーズで爆笑をかっさらい有名(?)になりましたが、あのネタを出した初出はふかわりょう七変化。七変化のうち1ネタであの外人に一言ネタを耳打ちするネタを披露し、ウケ、その後笑ってはいけないに流用、、という感じの流れでした。実際は七変化のウケ方より、さらに笑ってはいけないでは筋肉ムキムキの謎外人が追加で登場したりと、さらにブラッシュアップされていて、より洗練されたネタになっていて爆笑ネタとなっていました。

余談ですが、このネタほんと面白いんですけど、実は一言ネタそのものが面白いわけじゃないんですよね。「消しゴムの角使ったぐらいで怒るなよ」っていう一言ネタ自体では、七変化や笑ってはいけないのように、笑う事を禁じられた状況では笑わないんですけど、それを耳打ちされた謎外人がカタコトで「ケシゴムノォカドッテ~~」と爆笑し続けるっていう状況が、「なんでお前そんな事だけで爆笑すんねん」的な事になって面白いんですよ。これが。不思議なんですけど。

でも当時の作家さんなのかなんなのか、制作側がハイセンスだなぁと思うのは、このネタを笑ってはいけないに持ってきたのが神がかってるなぁと今にして思います。

笑ってはいけないシリーズでは七変化でウケたネタを持ってくるパターンって日村さんとか塚地さんとか色々その後もあるんですけど、その流れ自体の初出です。それがこの笑ってはいけないにバチコリハマった形ですよね。

もちろん元々のネタはふかわさんのネタなんですけど、それを笑ってはいけないでああいう形で再利用すると判断し実行したガキのスタッフもやはり凄かったなぁと感じます。当時の初代笑ってはいけないはSPでも無い普通のレギュラー放送で数回に分けてだったんですけど、放送時間もそこまで長くないし、ゲストもそこまで多くない所で貴重な芸人の刺客として、あのネタを送り込んだのは、、、ホント今にして思うと脱帽です。素晴らしいとしか言い様がない。

ちなみにふかわりょうさんはココリコと縁が深いらしく、若手の頃は劇場でいつもいっしょで切磋琢磨して、仲も良かったのだとか。今も仲いいのかまでは分かりませんが多分今も良いんだと思います。ココリコは関西出身なのにNSCも出ずに東京デビューみたいな変わった経歴のコンビですので、ふかわさんみたいな同世代の東京芸人と仲良くなったんでしょうね。

話が飛びまくりました。話を戻します。そのふかわさんのネタというか、なんなら私はふかわさんはほぼこのネタのイメージしかありません。他にもピン芸ネタあるのかなぁ、、。よく分かりません。とにかく代名詞的なネタである「一言ネタ」を100個、100枚のパネルになっていて、一つ抜くと1ネタ披露。それをストラックアウトで全部抜くまで終われませんという結構ハードな企画。ネタをするゲスト側も大変だし、玉を投げる側も大変だし。

そして、前回好評だったからなんでしょうけど、失敗すると何故か山ちゃんが持ちギャグ「マー!」を披露しなきゃならないという謎ルールは継続。ほんと冷静に考えると「なんでやねん」の塊なんですけど、これ面白いんですよね。前半はまだしも後半はハズレが多くなりますから、必然的に「マー!」披露回数も増えて体力的にキツくなっていくところ、浜田さんが塾長を発動するんで、そこの浜田さんと山ちゃんとの攻防もまた見どころの一つになっていて、ギャグ披露の部分だけではなく、外しても面白い、、というか軸がもう一つ追加されてる感じですね。

それと今回はライセンスが参加。前回はネタゲストがザコシさんという事で解説兼って感じでケンコバさんがゲスト参加でしたが、その分がライセンスになった感じですね。これでいいと思います。

感想

面白いですね。前回のザコシさんほどじゃないかもですけど、普通に面白かった。

ふかわさんの一言ネタってすごい笑うみたいな感じじゃないんですよ。なんかクスってしてしまう感じ。あとじわじわ面白いって感じで瞬発力ある笑いではないんですよ。でも面白い。よく考えるとさらに面白くなる。そんなネタ。

あとそこはかとなく、悲しいとか切なさとか哀愁みたいなものを感じるのがいいですよね。

個人的に好きだった一言ネタを羅列します(定番の消しゴムや天井やはぎわらのネタは外しました。みんな好きだし)

「小説のほうが良かったって言うために映画観にいってない?」
「ドリンクバーで叱られてるのお前の兄さんじゃない?」
「サブウェイの注文で追い込まれてるのお前の父さんじゃない?」
「お前が合唱コンクールで指揮してる姿100万再生突破したな」
「でんじろう先生がお前の事睨んでたぞ」
「乾杯の時誰もお前にグラス合わせなかったな」
「勝手にウォーリーに丸付けるなよ」
「試験監督の人ずっとお前の事見てたぞ」
「お前の兄貴喪服のままラウンドワン行ったぞ」
「お前なんだろビート板かじったの」
「改札口で叱られてるのお前の父さんじゃない?」

辺りが好きでした。

ルンバの一言ネタで浜田さんが「え!?」と言ったら口ごもって諦めたふかわさん面白かったです。なんだろなあの面白さ。他にもネタが飛んだりってハプニングもツッコミ含めて面白いです。

「だからお前にタンバリン持たせたくなかったんだよ」の一言ネタとかはバックストーリー性を感じますよね。何があったんや的な。

まだ前半なので、山ちゃんの「マー!」もそこまでキツそうでなく、しっかりとこなしてました。後半どうなるかですね。

まとめと次回

面白かったです。ザコシさんの時の方がパワーを感じましたが、今回はもっと玄人向けの面白さって感じかもですね。ビジュアル的な面白さとか瞬発力ある分かりやすさの面白さではなく、一言ネタが醸し出す哀愁とかあるある感とか、それプラス普通に「その画を想像するとおもろいな」的な事とか。

まだ前半ですし、後半もネタが楽しみです。後半は山ちゃんも見どころですよね。期待したいところ。

おそらく次回の後編で浜田さんの貯め撮り分が底を尽きるので、次回で浜田さんがしばらく見納めになるかも。まだ復活の時期などの発表はないですね…。どうなることやら。

ではまた次回~

以上。

 

コメント

  1. 最後の次回予告の

    方正「マー!」
    浜田「うるさいなぁ」
    方正「えっ」

    が不意討ちすぎてツボに入って声出して笑いました。

    浜田塾といいコンテスト企画といい浜田さんが追い込まれた芸人にする理不尽行動って鉄板の面白さですよね

    • 匿名様

      コメントありがとうございます。

      >浜田さんが追い込まれた芸人にする理不尽行動って鉄板の面白さ~
      あはは。いやほんとそうですよね。というかなかなかアレ出来そうで出来ないですよね。浜田さんならではって感じで。次回も楽しみです。

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