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竹内しんぜん氏 (著) 「恐竜のつくりかた」レビュー&感想

先日Amazonで竹内しんぜん氏の「恐竜のつくりかた」を購入し、通して読んだので軽くレビューと感想を。

いきなりですけど、ケチな私がこの本を買おうと思った理由は主に3つ。

1、粘土系の造形に興味があり、技術指南本が1冊欲しかった
2、生物系の造形本は稀有
3、価格

特に3ですけど、安いと思います。こういう技術指南本ってけっこうお高いじゃないっすか。私なんかアプリケーション関係の本を仕方なしに買ったりするんですけど、まぁページ数も多少関係してくるとは思いますが、かなり高いんですよね。他のフィギュア作成本とかも結構お高かったりします。

けどこの「恐竜のつくりかた」ですが、Amazonで2000円以下で買えます。(現在 1,890)もちろんフルカラー。

この点は私の中で「この本買おう」と即決した一番の理由かもしれません。正直。

そして重要な中身。

前半は普通に造形技術とはあまり関係のない恐竜の造形作品集&恐竜知識の恐竜図鑑といった感じになっています。

後半から実際の用意する道具やマテリアルなどの材料の説明などからスケッチの話ときて、いよいよ、実際に制作していく過程で、やり方と同時に道具の使い方を同時に説明してく形で進んで行きます。

見事だなと思ったのが、初級、中級、上級と難易度が徐々に上がっていくのが素人にはやさしい。そしてぞれ初級、中級、上級でマテリアルが、ラドール、ファンド、スカルピーと変わっていくのが素晴らしい。それぞれの使い方が段階を踏んでいてわかりやすい。

そして造形の後にちゃんと塗装の仕方までちゃんとぞれぞれの章で説明されているのも好感でした。

そして個人的に一番この本で素晴らしいと思ったのはテクスチャについての詳細な技術指南でした。

生物系の造形で一番リアルに見せられる重要な部分でありながら、素人にはどうすればいいかわからない所をしっかり細かく、かなりのページを割いて記述されおり、大変良かった。これは為になるし、素人が知りたい部分の技術だと思う。

テクスチャに関しては1/35などのAFVフィギュア、1/20のマシーネンなどのリアル系フィギュアや、1/12や1/6等のいわゆるアニメ系の美少女フィギュアなどの技術とはあきらかに違う部分かと思います。生物系ならではではないかと。そこをしっかりと詳しく書かれているのは非常にありがたい。

ただ、対象年齢が絞りきれていない感じは若干受けます。前半と後半で年齢層が違う感じ。ある意味で子供は前半と初級あたりまでを、後半はパパが…という感じでしょうか。後半は正直子供ではなかなかムズカシイと思います。逆に大人の技術だけを知りたいという人には前半は無用部分になるかも。

しかしながら、個人的には大満足の内容でした。お値段以上の価値はあると思います。ちょっとでも生物系の造形に興味がある方にはぜひオススメです。

私ももちろん粘土したくなって、ちょっとだけいじりはじめています。スカルピー焼ける環境作って1年近く経つのにまだまともに粘土に関しては完成品がない^^;

頑張るぞ。

以上。

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