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2/8 ガキの使い「60分オゴッだけの舞台 遠藤プテラノドンの生涯を描く」感想

素晴らしかった。これぞシュール。これぞガキの使い。

こういうのが見たかった。

今回の企画は年末笑ってはいけないで話題(?)になった遠藤演じるプテラノドンを掘り下げる企画。60分間一人プテラノドンの芝居を舞台でプテラノドンをし続けるという企画。

遠藤さんのガキの使いの個人キャラとしては「ダイナマイト四国」「遠藤たけし」「ホモ遠藤(被害妄想シリーズなど)」などと過去ありましたが、今回新キャラ…しかも偶然生まれた新キャラですね。

ガキの使いのキャラもおばちゃんに始まり、今夜が山田、ピカデリー梅田、新おにぃなど偶然生まれたガキの使いのキャラ。ガキはこういう偶然が生んだキャラを大事にする傾向があり、ある意味今回の遠藤のプテラノドンを掘り下げたのもガキらしい選択といえます。

んで、内容ですけど、遠藤はもちろん舞台でやってるんですけど、それ以外のメンバーは別室で舞台を見ながらツッコミます。

しかも土台設定がわけわからんので…もう前提”プテラノドン”じゃないし…翼竜ですからね。パートナーも恋敵も全然容姿違う恐竜だし、子どもちっさいし…でもその突っ込みどころ満載な感じがたまらんですよね…

しかも本人には60分も演じるわけですから…遠藤たけしシリーズでも近年モノマネマラソン、ウォータースライダーもなぜか耐久的要素が絡んでいたんですが、今回もある意味耐久でしたね。体力的にも精神的にも

遠藤さんはすごい頑張っていて、本人もすごい探り探りだったんでしょうけど、もっとアグレッシブにツッコミ所を増やす行動を一杯してくれたらもっと名作になってたんじゃないかなーとは思いました。面白かったですけど。

あと老年期での宇宙人の登場は意外性があって良かったですね。しかもその後の恋敵登場のくだりは最高潮という感じですごく面白かったです。腹痛かった。

最後の控室での年末を彷彿とさせる遠藤への演出指導のくだりは理不尽ダウンタウン系のようなノリがあっていいですよね。ああいう部分を、ピックアップした企画方向もありだったかもしれないですね。

例えばもうあの舞台にダウンタウンは演出・監督役で主人公遠藤で、サブで方正さんと田中で、ダウンタウンの二人が舞台の途中で色々演出、指示を出しまくって、というか無茶ぶりとかしてどんどん過激な方向に持っていくとか。

とにかく、今回の企画はガキらしくて良かったと思います。世間的には賛否両論でしょうけど。

私はガキらしい企画で満足です。

ガキマニアにはタマラナイ企画だったのでは無いでしょうか。たまにはこういう企画をぶっこんで欲しいし、こういう攻めた方向性で勝負してもらいたいです。

来週からもぜひ期待です。

余談ですが、

「日テレ「ガキ使」23年半ぶりの時間変更 30分繰り下げ(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000008-spnannex-ent 」

という事が発表されました。4月かららしいです。30分繰り下げかぁ…どうなるんでしょうねぇ…逆にこれでもっとコアな方向性にしてくれるとファンには美味しいですけどねぇ。

以上。

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