2023 3/5 ガキの使い「笑福亭笑瓶ガキの使い名場面」感想

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1年前

前回の記事で先日笑福亭笑瓶さんの訃報があった事を書きましたが、今回急遽笑瓶さんの追悼企画としまして、ガキの使いの名場面という内容でした。

まず笑瓶さんについて雑記を。

笑瓶さんは笑福亭鶴瓶さんの弟子で、ダウンタウンのちょい上の先輩(確か芸歴だけでいうと半年やそこら位上の先輩)。当時ダウンタウンより上の年代の芸人は誰かに弟子入りするのが通例というか、それ以外に芸人になる方法がほぼありませんでした。とんねるずのようにオーディション番組などでウケてプロになるパターンなど稀な例もありますけどね。

で、珍しいのが鶴瓶さんの弟子なのに笑瓶さんは太田プロなんですよ。鶴瓶さんはもちろん松竹。これはどういうこっちゃいって話なんですけど、どういう理由なのかは分かりませんが、鶴瓶さんが「松竹では売れない」と、敢えて松竹入りさせずに太田プロに入れたらしいです。それが正解だったのかなんなのか分かりませんが、無事笑瓶さん売れたんですよね。そういう経緯で師匠弟子が違う芸能プロに所属するという事に。詳しくは分かりませんが、その辺ややこしい事にはならなかったんですかねぇ…。

鶴瓶さんの笑瓶さん追悼のラジオの内容でも、お二人が仲が良かったんだなってエピソードがたくさんあって、単純な師匠弟子の関係よりももっと深い家族のような、血はつながってはいないですけど兄弟のような…そういう関係だったのかなぁと感じました。

ただTVではあまりご一緒に共演されてる姿などは無かったようなイメージなんですよね。それが事務所が違うからなのかなんなのか分かりませんが。だから鶴瓶さんと笑瓶さんが師弟関係ってのも知らない人も結構居るんじゃないかな？って気がしますけどね。どうなんでしょうか…。

今回松ちゃんも言ってましたが、自分たちよりも下の子達にもイジられるような雰囲気というか、そういうのは師匠ゆずりなのかな？と感じます。鶴瓶さんもあんだけ凄い人なのに、大物オーラとかそういうのを出さずに、後輩にも凄いイジられるじゃないですか、それをむしろ楽しんでるというか、それが好きって感じの雰囲気で。そういう部分がなんか似てるなぁと感じます。

笑瓶さんもほんとガキの使いではむちゃくちゃやらされてます。

OPトークで田中さんが言ってましたが、なんでそうなったのか分かりませんが、ガキの使いの笑瓶さんは体をめちゃくちゃ張らせられてます。笑瓶さんをあんだけなんというかリアクション芸人的な感じの扱いしたのはガキの使いだけなんじゃないか？と思うぐらい。

で、今回の名場面でピックアップされた企画は代表的なものがセレクションされてて、かなり良い選出だったと思います。

私が個人的に１番好きなのはなんといっても笑福亭笑瓶の被害者は誰だ～シリーズです。これはホント間違いなく神企画で、めちゃくちゃ面白かった。特にヘリウムガスのくだりとかめちゃくちゃ面白い(おそらく現在はヘリウムガス自体がバラエティで禁止なので映像は流せなかったんだとは思いますが)。他にも有名な「笑瓶を呼ぶ声」が生まれたガキの使い新レギュラーメンバー最終オーディションも忘れられない。これも名作。あとは地味に佳作なのが今回の名場面では出ませんでしたが、ツッコむタイミングはどこだ？先輩芸人から大いに学ぼう～です。これもかなり面白くて、笑瓶さんになにかしら仕掛けというか所謂「ボケ」的なものを振って、どういうタイミングでどういうワードでツッコムか？みたいな企画なんですけど、これもかなり面白い企画でした。

あとはもちろん直接ではないですけど、笑ってはいけないでの「笑瓶を呼ぶ声」のショウヘイヘイ～イは腹捩れるぐらい笑いましたし、どの笑ってはいけないだったかパッとは思い出せませんが、笑瓶さんの写真ネタも面白かったですよね。病院だったかな…いや新聞社かな…。いやホテルマンだったかもしれない。まぁいいか。サッカーでボール蹴ろうとしてる瞬間のやつとか。子供の頃の写真とか。なんでかめちゃくちゃ面白かった。

あと何故か９００回９５０回１０００回等の節目は笑瓶さん企画というジンクス？というなんとうか…ガキの使いの慣例みたいなものがありました。これはなんでなのか分かりません。

ガキの使いの最後の出演が２０１９年のハイテンションザ・ベストテン。そういえば出てましたね。もっと出てなかったかな？と思ってました。

笑瓶さんが一人ゲストでこういうお笑い番組に呼ばれて主人公的な感じで企画をするというかイジってたのはガキの使いが筆頭中の筆頭って感じだったんじゃないですかね。もちろん普通のひな壇的なものとかトーク番組とかでは様々な番組に出演されてましたけどね。

先日のアメトーークでも番組最後に軽くメガネ芸人の回のVTRと共に「ご冥福をお祈りします」という内容が流れましたね。ただ別に失礼でもなんでも無いですし、追悼の意なので、気持ちはみな一緒ですが、実は「ご冥福をお祈りします」という文言は「地獄行っても苦しまないことを祈るよ」的な事なんだよってのを昔聞いた事があるので（”冥”は冥土の冥で地獄の事）、ガキの使いの最後は「心よりお悔やみを申し上げます」でしたが、こちらのほうが本来の意味まで考えると良いらしいです。まぁそんなの現在はそこまで深い意味で考えてる人も居ないから特に気にする程の事では無いですけどね。宗派にもよって微妙に捉え方も違うようですし。あ、余談でした。

なので一応それに習い私も…

笑福亭笑瓶さん。いちガキの使いファンとして、たくさんの面白い企画と笑いを届けてくれて本当にありがとうございました。今でも時々笑瓶さんシリーズは見返して笑わせてもらってます。改めて心よりお悔やみを申し上げます。

あ、ちなみにフレンチクルーラーイジりは松ちゃんなりのいつものご愛嬌という事で。笑瓶さんも天国からコレ聞いて突っ込んでる事でしょう。

以上。

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