4月 25

私も参加させていただいた。プラスティックチャンバーさん主催の1/16フィギュアコンペ 「1/16 Discipline」が公開になりました。↓

http://plasticchamber.xxxxxxxx.jp/other/116.html

タイトルには一応「改造」と付けましたが、フルスクラッチでもいいので1/16というスケールでオリジナルでフィギュアであれば基本的になんでもOKで、フィギュアがあればプラスでメカもOK。ちなみに順位とかは無し。

んで、このコンペの参加作品を全部みたんですが…もう

「絶句」

レベルの高さが異常。工作面、塗装面、アイデア、構成。どれをとっても私が今までに見たコンペで一番平均のレベルが高かった。もちろん参加作品は大規模なコンペと違い、少数だけど、それだけ精鋭で。どの作品もオリジナリティに溢れていて、もう言葉では簡単に言い表わせられない凄さです。ヴィートルコンペもすごいと思ったけどそれ以上と思いました(全然方向性が違うので一概には言えませんが)

このそれぞれの作品のオリジナリティ感やクオリティ感は模型界隈は他ジャンルのモデラーはもちろん、イラスト、デザイン、アート関連、SF好きの方等幅広く興味を持ってくれると思います。

一見の価値大有りですよ。というかはっきり言いまして必見ですよ絶対。……横山センセも見てくれんかなー…^^;

いや自分も一応参加してるんですが、他の方のレベルが異常なので、ちょっと恥ずかしいですよ。写真で見ると、あそこもここも作り直したい…塗り直したいというところばかりで。というかその内直したいと思います。

1/16サイズ、なかなか手強くて、確かにマシーネンでの標準スケール1/20よりは多少大きいのだけれども、だからといって大きいという程でもなく、細かいディテールは自分の下手な腕ではなかなかに難しくもあり、それでいて、ごまかしの効かない難しいスケールでした。

でもすんげー楽しかったです。実際の作業時間は1週間ちょっと(構想は1ヶ月以上w)だったので、最後はもう出せるか出せないかの瀬戸際で、締め切りの日のギリギリまで塗装して締め切り2時間前に撮影して、タイトル考えて、画像添付してメールしたのがたしか締め切り5分前ぐらい。コンペはいつもぎりぎりですが、今回は特にぎりになりました。

私の作ったものに関しては詳しくは近いうちに製作記として別に記事を書きますので、そこに詳しく、色々ちょこまかと書きたいと思います。

それで作品なんですが、全部すごくて、1個1個に詳しく感想を書きたい所ですが、そこまで時間もないですので、特に”個人的”に感銘を受けた作品を挙げると、まずはALAYAさん / THORN-THORN

もうなんつかこの独特なオリジナリティ溢れるフォルム。全体的なバランス。それに塗装も渋い。すごいかっこいいです。

次にTakahiroさん / Monument

小泉岳弘さんの作品。ヴィートルの「ローテブリッツ」もめちゃくちゃかっこよかったですが、これもかっこいいです。これはもう工作や塗装ももちろんすごいんですが全体的なスケールと雰囲気がすごい。ヴィネット部分のゴチャゴチャ感とそれでいてしっかりまとまってるのがすごい。やっぱ芸術の方ってALAYAさんもだけどもうなんか感覚が違うのかなぁと思う。いや一度生で拝見したい。

そしてgeruseaさん / M1919機動機関銃架とハンドラー(ロンドン 1923)

すごいツボな作品です。フィギュア、メカ、ヴィネットと三拍子揃った作品ですね。特にフィギュアのデザインはツボ。メカの構成もたまらないし。塗装もいいですし。素晴らしいですね。

ホント全作品の方向性がほとんどバラけてていいですよね。

異形頭のSF的なKuma3393(クマノヤゴリ)さん。
スチパン+魔法使いのようなシリヲさん。
スピーカーを大胆にフィーチャーしたsssnnnbbbさん。
クリーチャー系のだっちょマスターさん。
有機的で艶めかしい㎡、(160heibei)さん。
フィギュアもさることながら一緒のメカも赤茶系の塗装もすごくかっこいいKISHIくん。
石膏像っぽい毒猿さん(毒猿さんってこういうのもするのかと意外でした)。
白狐面+女性的で美しいフォルムのNa2さん。
殺人鬼&サイバーパンクのようなイメージのスギヤマ団長。
大胆な大きい機械頭部のノイさん。
騎士・スチパン・女性のとまさん。
オリジナリティ溢れる世界観のバイクのイメージをプラスしたイフェさん。
日本的なイメージとメカ的なデザインを見事に融合させたS3さん。
今までの作品とはかなり方向性を変えてきた動物の頭部の合成獣的なイメージのスティーブンさん。

素晴らしい作品の数々。

あとちょっと心残りだったのはのぶたつさん(ADSK4さん)の作品が見れなかった事かなぁ。ぜひ見たかった。でも制作はしてるらしいですので、いつか見れることを期待してますw

あと、SUBARUさんやりょうへいさんも時間無くて参加できなかったらしいので次回はぜひ見たいです。

プラスティックチャンバーのみなさん素晴らしいコンペになりましたね。企画・主催してくれたことに多大なる感謝。これはもう次回もさらに期待させますね。

ホントこんだけすごいコンペに参加できただけでも私幸せ。でも見たら自分のレベルの低さに下手糞加減に膝を着きそうになったので、もっと巧くなりたいと思いましたよ。マジで。でも今回のコンペの作品を見て、ものすごい大きな刺激をもらいました。ほんと脳天ズッキューンきました。

やっぱ「オリジナル」というジャンルを「創作」するのは「この世にないものを生み出す」という喜びがあります。「作る」「塗装する」にプラス「デザインする」という要素を強く必要とするわけです。つまり”設計”ですね。そこに他の既存の世界観のモノと違う、難しさと喜びがあるのです。

やっててすごい楽しかったですよ。良いテーマでした「1/16」は。

ぜひ次回があればみなさんもお気軽に参加しましょう。

あ、fgが色々今どうなるかすごい不安な方向になってるので、模型の写真をどこにUPするか未だに迷ったりしてます、とりあえず、自分の模型ギャラリーには載っけなきゃね。

以上。

マシーネンクリーガーや造形物の記事一覧はコチラ>http://www.revolve-gear.com/blog/archives/198

模型完成ギャラリーはこちら>http://model.revolve-gear.com/

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2 Responses to “必見!1/16フィギュア改造コンペ 「1/16 Discipline」感想”

  1. […] 「1/16 Discipline」の感想の記事はこちらね>http://www.revolve-gear.com/blog/archives/3481 […]

  2. […] 私の1/16 Disciplineの感想をブログに書いた記事>必見!1/16フィギュア改造コンペ 「1/16 Discipline」感想 […]

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