10月 21

更新が遅れました申し訳ございません。

はい。

で、世界のお菓子サミット半年と経たず第二回です。

前回は

2024 6 16「勝手にランキング 世界のお菓子サミット~!!(前編)」感想
2024 6 23「勝手にランキング 世界のお菓子サミット~!!(後編)」感想

でした。

この短い期間で第二回ということはそれなりに好評だったんでしょうね。

まぁ前回の記事でも言及しましたが、この企画ほとんど帰れま10なんで、企画としてはまぁ安定感はあります。企画のオリジナリティさに目を瞑れば、普通に面白い企画です。私も比較的好きな企画です。

企画概要は上記前回の感想記事を参照して下さい。まぁ要は帰れま10なんで。

ゲストも変わらずぼる塾でしたね。おそらくぼる塾込みでの面白さという感じの企画だと思うのでいいと思います。ただ今回で一通り一巡したので(はるかさんだけしてませんが)、もし第三回があるとすれば、ゲストを交代するのかもしくははるかさんからの2巡目をするのか…って感じですね。それに「世界の国」もまぁまだまだあるとは思いますが、其の内限界は来そう。まぁそこに関してはそこまで問題ではないでしょうけど。

それと今回結果から言えば、あんりさん、遠藤さんがサラッと終わったからなのか1週でしたね。まぁ1週でも全然いいんですけど、前回の彦摩呂さんの企画とかその他イマイチな企画2週よりかはこの企画を2週してほしかったなぁとは思いました。ですが、これはヤラセ無しでやってる証拠でもあるでしょうね。蓋を開けてみたら…というか今回は沼らず偶然サッと終わってしまったというね。だからもしかしたら撮れ高があれば今回も2週にしようとしてたけど、結果早く終わった事で1週になってしまったのかもしれない。まぁ分かりませんけど。

感想

前回は山ちゃん>田辺さん>浜田さんで、今回は田中さん>あんりさん>遠藤さん。

一番手は田中さんで国はトルコ。

トルコのお菓子は豆菓子が多いのだとか。トルコはロシア、ヨーロッパ、中央アジア、中東などの文化が入り混じった国で、基本親日国ですね。食べ物もトルコ料理は世界三大料理に数えられる程。トルコアイスやトルココーヒーやケバブやフムスやサバサンドなども有名ですね。

田中さんの時は山ちゃんの田中さん弄りが止まらず面白かったですね。以前はこういう役をするのは松ちゃんだったんですけど、不在になってからは山ちゃんがこういう弄りを以前より多めにするようになったようにも思えます。ビスケットは受け口だから上手く食えないやら、ヌガーのように性格もネチャネチャしてるだの。一人で晩酌して独りで泣いてるだの、無茶苦茶言われてて面白かったです。ここは山ちゃん良いプレイでした。

今回の第二回では一番沼った田中さんですが、言っても前回程の沼り方はせず、それなりぐらいで正解。浜田さんは最後の方で田中だけ時間掛かりよってみたいな事言ってましたが、田中さんもスッと終わってたら尺が足らなかったでしょう。まぁそしたらはるかさんがやってたかもしれませんが。

最後も若手には不評のお菓子を1位に選んだ事でブーブー言われてた田中さん。不憫面白い。終始先輩後輩から無茶苦茶言われてたのが印象的でした。面白かった。今回は主に田中さん回と言っても過言では無かったです。

次はあんりさん。国はイタリア。美食の国ですね。ピザやパスタを中心に所謂「イタ飯」と呼称されるほど、日本とも親しみある食文化や料理が目白押しのイタリア。特にチーズやトマトのイメージがありますかね。あとスイーツでもイタリアンジェラートやマリトッツォにパンナコッタにティラミスと枚挙に暇がない程。私の祖母も世界を何カ国も旅行に行ってたのですが、イタリア料理は絶賛してました。美味しいのでしょうね。

そんなイタリアのお菓子は幅広いとの事。イタリアの食を考えればまぁそりゃそうかって感じですね。食に関しては煩いひとも多そうだし、舌も肥えてそう。

その中で前回は田辺さんの好みを完璧にあんりさんとはるかさんが当てていて、今回も「あんりはしょっぱい系が好き」「キノコ系はだめ」「サワークリームは好き」「チーズは好き」「ノンフライ系好き」「ヘルシー系好き」等完璧に把握していて、流石といった感じ。仲もいいですし、グルメリポート系の仕事もよくやってますしね。

最初に選んだチーズをそのままベイクドしたお菓子を試食したみんなが絶賛。浜田さんも「よー出来てんな!」と太鼓判。しかもそのままそれが1位。田辺さんに引き続き、完璧にぼる塾の二人がサポートし1発当て。流石ですね。

今回トリは遠藤さん。国はブラジル・メキシコ。ブラジルとメキシコという近そうで遠い国を一緒くたにしてるのは若干気になるものの、おそらく売ってるお菓子も共通なもの(ラテン系という事で)が多いか、もしくはそれぞれの国だけでは種類が少ないかですね。まぁそれはしょうがないでしょう。

お菓子のジャンルではフルーツ味のキャンディやピーナッツ菓子が多めとの事。食文化的な事もよく分かりませんね。メキシコはメキシカンと言われるぐらい有名な料理はタコスやワカモレ等いくつかすぐ思いつきますがブラジルは…シェラスコとか…あとはなんだろう…。よく分かりません。孤独のグルメでも大泉のブラジル料理店行ってましたが、そこまで印象にないな…。でもなんとなく牛肉食ってそうなイメージ。あとはよく分からん。

遠藤さんの食の好みでいえば、この前も言ってた柿の種はもちろん、今回言及にあったきなこやコーンも何度か過去企画で言ってましたね。これやってみたかってんとか食い尽くし企画等で。馬鹿舌とも揶揄されてましたが、笑ってはいけないだったかでも福岡のグルメ番組でどれを食べても「うまかぁ~」としか言ってなかったとかって暴露されてましたが、おそらく馬鹿舌はマジなんでしょうね。まぁそんな事言ったら浜田さんも子ども舌で有名ですけど。

浜田さんと山ちゃんに「なんでも醤油かけといたらええねんってタイプやねん」と軽く揶揄っぽく言われてましたが実際に図星らしく、最後はそうだと言ってましたね。遠藤さんらしいです。

で、柿の種系のローストピーナッツ醤油味のお菓子が1位で見事2個めで1位正解。分かりやすい。というかさっきはあんりさんの好みを田辺さんとはるかさんが把握してましたが、結局遠藤さんの好みはガキメンバーがほぼちゃんと理解してた結果でしたね。それにしてもブラジルって醤油味のお菓子ってあるんですね。醤油味という存在がどれほどスタンダードなのかもよく分からん。

なぜか「1位です」と発表する時に遠藤森進一になってたのが地味に面白かった。なんでやねんな。

まとめと次回

まぁ今回も前回同様面白かったです。どうせならもっと沼って、プラスはるかさんもやって2週にしてくれればもっと良かったかも。でも1週で十分な気もするしね。どうだろなぁ…。先週の彦摩呂さん企画ぐらいの企画を2週するよりかはずっと見たいんだけど。まぁそれはしょうがない。

それにしても今回で完結なのか続くのか。……リアクション次第かもしれませんけどね。もしかしたらゲスト変更とかもするかもしれませんし、もしくは2巡目みたいな感じにするかもですし。もしくは好評不評に関わらず今回で完結なのかもしれませんし。比較的好きな企画なので1年に1回位ならまた見たい気しますけどね。

はい。で、次回は被らず歌いきれ企画ですね。私はあまり好きな企画ではないですけど、こんだけ続くって事は好評な企画なんでしょうね。流石にこの企画こそ1週で終わらせてほしいですけどね。毎回絵画づらも代わり映えしませんし。

ではまた次回~

以上。

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10月 14

先週の続き。

前編とは違って、後編はもはや別企画レベルで違う内容になりましたね。

実質後編はグルメリポーター選手権の第二弾でした。

ただグルメリポーター選手権との違いは横に彦摩呂さんがいて、アドバイス兼お手本を披露する点ですかね。

まぁグルメリポーター選手権はもう10年前の企画なので、グルメリポーター選手権を見てて今回の企画も見てる視聴者の割合は少ないとは思いますけどね。おそらく初見の人が大部分を占めるでしょう。

そのグルメリポーター選手権見たことある人は分かるとは思いますけど、ガキメンバーはグルメリポート全員ド下手くそなんですよ。ダウンタウンの二人は特にド下手くそなんですけど、二人がヤバ過ぎるだけで、それ以外の方正さんココリコも十分酷い。今回の限っては遠藤さんとかワザとヘンテコにグルメリポートしてましたけど、おそらくガチでやっても別に上手くない。

グルメリポーター選手権には参加してなかったライセンスもヒルナンデスでやってたのにカットされるレベルで、いや難しいんでしょう。グルメリポート。でも雰囲気的に井本さんはそれなりにてんどんしつつそれなりに上手かったように思えますけど、藤原さんがスベってましたね。カットされた部分がどんな内容だったか分かりませんが。おそらく面白いコメントも無くさらにスベった可能性があります。二人共彦摩呂さんの評価30点だったし。

で、浜田さんにハンバーグ。もうスタッフ分かってやってますね。前回のグルメリポーター選手権も浜田さんはハンバーグでした。そして「アホ程熱いですね」の名言を残したわけですけど、今回ももしかして「アホ程熱い」が出るかと思っちゃいましたよ。流石にそれは無かったですけど。それでも十分ド下手くそかつ「いやに美味い」というよく分からん文言でレポートしてました。今回も酷かったですけど、面白さ的にはグルメリポーター選手権は超えられなかったですかね。まぁ浜田さんのガサツな所が出てましたね。ハンバーグを切るのも下手くそで、その後もぐちゃぐちゃにするし。流石という感じではあります。

遠藤さんはライセンスの二人に「なんかエロいな」と振られて、それにシフトしましたね。まぁその辺はまさに遠藤さんらしいよくあるパターン。古くは遠藤七変化のネタの頃からあんな感じでしたからね。流石舌先が吉本イチ汚いでお馴染みの遠藤さんですね。

まとめと次回

前編の内容とはもはや別企画レベルの内容でしたね。前後編含めた感想的には可もなく不可もなくレベルですかね。まぁ基本想像通りぐらいの内容とクオリティでした。でも2週はちょっと間延び感あったかな…。

あと最近食べ物を絡めた企画が多めなのもちょい気になります。まぁ今回もグルメの番組は140以上とかなんとか言ってましたが、それだけあるってことは結局みんなグルメが好きなんですよね。需要がる鉄板コンテンツというね。ただ今のガキの現状でグルメ要素に頼ってる感を個人的にはあまり前面に出して欲しくはないんですけどね。

そして次回もかなり早く、ぼる塾のお菓子企画。また食べ物要素というね。まぁ面白い安定感ある企画ではあるんですけど、若干企画自体が他企画に類似してる点とか食べ物要素企画多いとか気にはなりますね…。

ではまた次回~

以上。

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10月 13

前置き

当たり前ですけど、KOC2024を見たことを前提に書いてる記事ですので、ネタ自体がどんなネタだったかとかまでは詳しく書いてないので、未見の方は先に動画配信サービス等で見る等してくださいね。まぁ99.9%見た人が記事読んでるとは思いますが。あと個人的な感想なので悪しからず。

放送後には「審査員の好み」がトレンド入りしてたらしいですけど、まぁそりゃそうですよ。特に今回は明らかに抜けた組、ネタが無くて、団子状態だったので、そりゃ荒れますよね。しょうがないです。

しかも今年は松本人志が居なかったわけです。別に私は松ちゃんが居たからとか居なかったからと言って、審査だけで言えば大きく結果が変わったとは思えませんが、それでもやはり結果がギリギリな事に託つけて「松本が居なくて荒れた」とか、逆に「松本が居なくても問題無かった」とか色々出たみたいですね。まぁそれはしょうがない。でもやっぱりピリッと感というか、審査員にも一人大黒柱的な人が居ないと締まらないなぁとは流石の私も少し感じましたけどね。さまぁ~ずのお二人か内村さんが参加してくれれば…とは思いましたが、無理なもんは無理だしもしもの話は意味を為さないですね。あと松ちゃんってM-1の時もそうですけど、審査コメントをしっかりしつつも小ボケを挟むのが秀逸で、他の審査員はそういうコメントしてる人が居ないので少し硬い印象になっちゃいますよね。お笑いの大会なので、やっぱり硬すぎる真面目すぎる審査員コメントより、少し砕けた雰囲気にした方が私は合ってるとは感じましたけどね。M-1も多分同じような事になるでしょうね。

今年から参加したシソンヌじろうさんは、上記の人を除けばほぼ最良の人選でしょう。評価される側も納得な人選なはず。現役ですし。審査自体も堅実な評価だったと思います。審査員コメントもボケたりせず、真面目なコメントがほとんどでしたね。浜田さんにイジられて戸惑いながらもコメントしてるのが印象的でした。

浜田さんはOPとかで松ちゃん不在に関しての何かイジりがあるかと思いますが、完全なスルーでしたね。まぁ大会側か吉本側から止められてたんかもですけど。あと浜田さんがその分気合入ってたのか悪ノリというか、浜田さんボケがいつもより多めでしたね。その辺は相方の分も頑張ろうという気合分だったのかもしれません。

それで先に結果というか全体的な事で言えば、近年のキングオブコントのクオリティとしては少し落ちた平均レベルだった印象です。逆にここ2~3年のレベルがエグ過ぎた感あるので、今年も十分レベル高かったのにそれでも少し落ちた印象になるぐらいここ2~3年のレベルが凄かっただけだと思いますが。

それ故に点数が1点差というのが今回めっちゃ多くて、正直1点ってその時の気分で変わるぐらいの誤差ですよ。また1週間後に全く同じメンバーとネタと審査員でKOCやっても逆転してるレベル。それでファイナル残れないとか優勝決まるとかですから、そりゃ荒れるっていう。

こういう事があると必ず一般人評価、会場票とかネット投票とかの採点も加えるべきと主張する人が居るんですけど、それは無理なんですよ。なぜかと言うとバイアスが掛かった評価する人が多くなるから。つまり、そのネタ自体の評価ではなく、「このコンビが好きだから票を入れる」という人間や「このコンビに勝たせたくないから逆に入れる」というような人達がたくさん出てしまうんですよ。認知度や参加芸人の人気度合いが票に関わってきてしまうので。もちろん中には関係なく色眼鏡なく評価する人も居るでしょうけど、それを選別するのは不可能。なので例えばアイドル的な人気のある組が居ればそれだけで票が集まる可能性があるし、逆に芸人としての人気や好感度が低い組がネタは面白いのに票数は低いという事になってしまう。なので審査員評価で決めるしかないんですよ。

あ、、前置きが長くなってしまった。ネタの感想に移りましょう。

ネタ感想

ロングコートダディ

もうM-1にキングオブコントと両刀で結果を出しまくってるロングコートダディ。ほんと凄いとしか言いようがない。で、花屋コント。いいですね。ボケが会社員であったり、花屋店員であったりして、大きいツッコミも無いのにしっかりと面白い。高度だと思いました。人間臭さをしっかりだしつつ、頭のおかしい言動の男がヤバすぎず、普通でもなく、でも現実的なカスハラとも違う絶妙なクレーマー感と、それにしっかりと花屋で下手ながら、花言葉で遠回しにツッコむ感じは素晴らしかった。派手じゃなく、動きで笑わせるわけでもなく、コントらしいコントという感じで好感が持てました。小峠さんも言ってましたけど、セット無いってある意味凄いなと。コントのお手本って感じがしましたね。

ダンビラムーチョ

ロングコートダディと違い、しっかりとボケツッコミが分かれてるタイプ。にゃんこスターのネタのように、ボケ側だけひたすらボケ続けて、片方がその状況に対してツッコミ続ける感じのコント。おっさんのキャラ良かったですね。人間臭さもあって。途中から2人が絡み始めるけど、その展開が良かったのかどうなのか…。まぁ全然悪く無いんですけど、トップバッターが良かった故にやっぱちょい下がって見えたかな。でもダンビラムーチョのボケの方は平場でも強そうなので、コットンと同じく賞レース関係無く売れそうですけどね。

シティホテル3号室

通販番組コント。通販番組設定のコント自体は超定番。最初「あーなるほどこういうコントかぁ…」って感じだと思ったら意外な裏切り展開で、ボケの人だと思ってたら実は「ボケをやらされてた」的な展開で良かった…んだけど、それ以外の細かい部分の会話とかのクオリティが若干足りないかなって感じました。もう少し間間の本筋と関係無い小ボケみたいな部分とかもあったらなぁと。ただ今の主流の動きの派手さも途中挟んでたりと芸も細かいとは思いました。

や団

いやー私や団めっちゃ好きなんですよ。今回の推しの1組でもあります。内容もや団らしいTHEや団って感じの内容でした。前KOCでも披露した人殺して埋めるコントを想起させるような若干狂気じみたキャラとさらに違うベクトルの狂気な男とそれに対するまともな男という構図はや団の鉄板構成ですね。勢いとか緩急も素晴らしい。唯一気になったのは最初の笑いまでちょい時間かかったところかな。でもその分その後の展開が激しかったんで全然良いんですけど。ただ若干下ネタ要素が好き嫌い分かれるかもしれない。私はこのネタに関しては全然気にならなかったですけど。

コットン

コットンはもうしっかりブレイクしたし、実力はもう誰もが分かってるんでそんな賞レースで活躍しなくても…とは個人的には思いますが、やっぱり優勝したいという気持ちは強いのでしょう。内容も良かったですね。ただこのコントも最初の前振りが長いのが少し気になりました。2人の掛け合いが無いまま、最初結構な時間人形劇のくだりが続くのが…。うーん。展開もまぁ想像を越えなかったかな。多分キョンさん演じるじいさんが其の内我慢出来ず介入しちゃうんだろうなぁってのも想像出来ちゃいましたよね。人形劇の内容自体もテンプレな内容でしたしね。

ニッポンの社長

キングオブコントにおける笑い飯のような存在になりつつある。まぁ安定感は間違い無いですよね。それでも毎回全然ベクトルの違うネタを持ってくるのでそれで毎回面白いんで毎回すげぇなって関心しまくります。野球ネタは以前のバッティングセンターのネタを思い出しますが、アプローチは全く違う内容でしたね。ドリフとかトムとジェリーのようなどちらかというと昭和感というか昔から変わらず面白いビジュアルでの面白さが全面に出たネタでした。ただバットのパターンが分かってからの展開が少し弱かったかな…。一昔前前のキングオブコントなら十分なんだけど、今のクオリティの高い内容ばかりの中ではもう1爆発欲しかったかな。意外性とか。ストーリー性とか。

ファイヤーサンダー

私前回のファイヤーサンダーのネタもしっくり来なかったんだけど、審査員の評価は高かったんすよね。うーん私の感覚が変なのかも。今回もそんなグッと来なかったんですよ。なんでか分からないですけど。展開からパターン、そこからの意外性のある裏切り展開も良かった…んだけど、なんか私はそんな面白いって感じにはならなかったです。生理的なアレなんかな。なんかしっくり来ない。

cacao

何故か今回多い野球を絡めたネタ。あのパターンは安定感ある面白さでした。練習も凄い必要なネタで、すること自体のハードルも高そうなネタでした。でも逆にほぼそのパターンの面白さのみなんですよね。あと意外性のある展開とかストーリー性とかが欲しかったかな…。というかキャラたちの人間性とか関係性とか人間らしさもあまり伝わらなかったかな。途中でボールとキャッチのパターンだけじゃなくて、全然違うアイテムでのあのパターンを見せるとかいくらでも変化も加えられたと思うで、少し勿体ないなぁというネタでもありました。

隣人

私は好き派ですけど、展開が普通過ぎたかな…。秋山さんがパソコンの文字打ちのくだりを「もっと最後無茶苦茶にして欲しかった」と言ってましたが同意見です。設定と導入、文字打ちパターンまではそれなりに良いとは思いますが、そのポテンシャルを7割位しか活かしきれて無かったかな…。去年のネタの続きネタ的な事なんですよね?なんか別の人間と猿なのか、同一の人間と猿なのか微妙にどっちなのか分かりませんでした。多分別なんですよね。よく分かりませんが。去年の舞台設定が斬新すぎるというかぶっとんでたんで、今回の民家の中に猿とじいさんという構図はまだ前回に比べれば分かりやすいというか、状況として受け入れやすい導入だったとは思います。ただそれが良いのか悪いのかは個人によって好みが分かれるかな。前回の方が斬新で好きという人もいれば今回の方が分かりやすく見やすいという人も居るでしょうし。難しい所ですね。

ラブレターズ

古株。常連。私はバイアスもあるかもですけで、1点差で負けたや団のネタのほうが好きだったな…。いやまぁ好みってありますからね。よくある導入と設定ですけど、その謎などんぐりがキーアイテムで展開するのは意外性ありました。そのしょうもない(?)ような事にドラマティックに大げさに両親がリアクションするというラブレターズの作風というか「っぽさ」が出てたネタだと思いました。ですがこのネタとや団のネタだったらや団の方が上だと思いますけどねぇ…これは完全な好みですが。

ファイナル

ファイナルは1位通過ファイヤーサンダー、2位同率でロングコートダディ、ラブレターズ。

ラブレターズ

私は…あまり好きじゃなかったです。設定もカタコト外国人とはいえ、男女の会話劇という定番で、そこまで意外性もないし、ストーリーとかもあって無いような感じだし、キャラ性もそんな人間臭さみたいなものはあまり感じなかったし、なんでそんな評価高いんかなぁって思いました。正直コント中笑いどころがあまり無かったです。私は。カオスな感じがウケたんですかね。私はカタコト外人のキャラもサイコパス女性もどちらのキャラもそんな好きになれませんでしたね。1つ目のネタの方がクオリティは上かなぁと。

ロングコートダディ

私は断然ロングコートダディ派です。笑いました。1つ目のネタに比べると若干落ちるかもしれませんが、しっかりと笑いのセオリーを押さえてて、凄く好きでした。チョコプラのデスゲームコントを少し想起しました。ですがやはりチョコプラのネタと比べるとどうしても一段二段落ちるかなと。それでもファイナル3ネタの中では1番好きでした。飯塚さんも言ってましたが、確かに最後兎さんが壁から出てくる位の展開あっても良かったんじゃないかな…。それこそチョコプラのネタと展開が被る感じになっちゃいそうですけど。

ファイヤーサンダー

何故か多い野球ネタ。暗転を多用するネタは難しいんですよね。そこで一瞬笑いのグラフが下がっちゃうんで。で、展開も何となく読めちゃいましたね。あーこの不良が良いやつで野球に参加する流れなんかなって。悪くないけど普通感のあるネタだったかな…。コントで不良って出てくると、もう実は良い人とか実は小心者とかの典型的な前振りの暗号みたいなもんですし。

まとめ

という感じでした。今回ほんと上が点数団子だっただけあって、みんな少しモヤモヤが残ってしまったんじゃないでしょうか。たぶん見てる人それぞれが「〇〇の方が上だった」があるんじゃないかと。あと審査員の中では飯塚さんだけが結構自分の好みをストレートに反映させてた感じがしましたね。飯塚さんは現役でコントを作ってるだけあって、しかも舞台でするという事も想定して評価してる感じで、ネタ自体の面白さだけじゃなくて、「現実的な舞台で実際に演じる場合の事」も評価に入れてる感じというかね。飯塚さんはTVコントよりも舞台コントに重きを置いてる感じしますしね。多分ですけど。それに対してどう感じるかでも人それぞれ好みが分かれるかなと。評価の仕方自体も堅実な評価が良いという人もいれば飯塚さんのような自分の個人的な好みをはっきりと出す方が良い派とどっちもいるでしょうね。

みなさんは今回のKOCについてどう感じましたかね。コメントお待ちしております。多分みんなモヤモヤ感が残ったでしょうからね。でも結局「好みの違いだよ」で終わりそうでもあるんですよね。難しい所ですね。正解はないという。

ではまた次はM-1ですかね。

以上。

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