Adobe Photoshopというソフトは非常に便利なソフトでして、素人でも「フィルタ」という機能を使うことにより、画像におもしろい効果を与える事が可能です。
…が!
それが落とし穴でしてね。
それをそのまんま適用した画像をそのまま使っているのを時々見かけるのですが、同業者が見ると一目瞭然。
あ、これ◯◯のフィルタかけただけだな。
とわかってしまうんですよね。
フィルタという機能は言わば、ある程度機械というかソフトが自動でしてくれる事なんで、デザイナーの腕の善し悪しとはちょっと違っていて、むしろ、フィルタを多用するデザインはちゃんとデザインができる人間からみるとイマイチで萎えるんですよね。
Photoshopが下手、もしくはデザインが下手なのを露呈しているようなもんなんですよね。
つまり典型的なショボイデザイン。
一般の人はその画像を見て「あ、Photoshopの◯◯のフィルタ使ったな」とは思う事はないとは思いますが..。
でも本当にクオリティの高いデザインをするならば、Photoshopフィルタそのままというのは自分から言えばちょっとあり得ません。
手を抜いているとしか見えないんですね。
「たぶんPhotoshopで加工してるんだろうけど、やり方までは分からない」みたいなクオリティーなら全然OKですけどね。
時間が無くてしょうがなくやった…という人もいるでしょうけど、
それも自分から言わせれば只のいいわけにすぎないと思うんですよね。
素人ならまだしも、それで飯を食ってるなら胸を張って見せれるデザインをしなきゃならんとそう思うのです。
フィルタをかけただけの画像をそのままボンっと載っけんのはやめましょうよ。
手を抜くのは簡単。
でもそうはしないのが”プロ”っちゅうもんじゃなかろうか?
自分はそう思います。
以上
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