3月 25

嫌いなものの話を。

嫌いというか、気になるという感じなんですけど。

ここ半年ぐらいまえからかな?いろんな所で

「ステマ」

というワードをよく目にするようになった。いわゆる「ステルスマーケティング」の略なんですけどね。

昔々からこういう手法はあったんですけど、実際「ステマ」という言葉と意味が浸透したのはここ最近の事。まぁ”モンスターペアレンツ”とか”ドメスティックバイオレンス”とかと同様ですよね。前からあったけど、ちゃんとした言葉でわかりすく意味を明確化したという事例ですね。

以下「ステマ」についての引用文。

「ステマ」とは「ステルスマーケティング」の略で消費者に宣伝と気づかれない形で広報を行う事である。

具体的には、自社に関する飲食店の口コミサイトで、否定的な意見を削除して良い意見だけを残す事により、良いイメージを与えるようにしたり[2]、あたかも客観的な記事を装った広告や、影響力のあるブロガーが報酬を得ていることを明示せずに、第三者的な立場を偽装して、特定の企業や製品について高い評価を行うことなどがあげられる[3] 。モラルの観点からしばしば消費者団体などから非難を受けることがあり、また、「やらせ」が発覚すれば、消費者からの信用を落とすことにもつながりかねない[3]。なお、消費者庁は、景品表示法の不当表示に抵触する可能性があるとする[4][5]。
このように、ステルスマーケティングは、自身の身元や宣伝が目的であることを隠して行われるため、消費者をだます側面を持ち、また『サクラ』や『やらせ』との線引きが困難であるため、一部諸外国では法により規制されている。

Wikipediaより抜粋

そいで、私の気になってる点は一般の人が「ステマ」という言葉が浸透したことによって、それを関係のない私達一般人が意識(気にして)してしまっているという事だ。

具体的に言うとツイッターでも、なにか自分の購入して良かったなぁと思った商品とかWebサービス等、「○○すごい良いです!すっごくおススメですよ〜」とかつぶやく事なんて日常茶飯事じゃないですか。もちろん私も、日々自分が購入したり、使ってみて良かったものとかをつぶやく事ありますよ。まぁもちろん逆もよくありますけどね(○○買ってみたけど全然使えないわ〜とか)。こういうつぶやきをする時に、「これステマっぽい(笑 」とか「非ステマ」とか、「これはステマではないんです」的な事を添えてつぶやく人がすんごい増えたんですよ。まぁもちろん本人も冗談まじりですし、周りもそういうツイート見て「これはマジのステマだ」とか思わないですよ。だけど私がTLで見てる限り「ステマ」という言葉を意識してしまってるのは明らかだと感じています。

前提、まず「ステマ」が成立するには重要な条件があります。それは

影響力

芸能人、有名人、業界人、ツイッターフォロワー数の多い人….等々、ある程度最低でも千〜万単位以上での影響を出せる人でないとステマは成立しない。

つまり、もしも私達のような影響力の低い人間が、本当に企業に宣伝料を貰って、宣伝したとしても、それが「宣伝」になる事なんてほとんど皆無ですよ。

毎日何万アクセスもあるブログや、何万もフォロワーのいる人間がステマをするから「宣伝」になるのであって、私達一般人はステマをしたくたって、出来やしない。した所で宣伝にはならない。

大体普通のなんでもない一般人に、企業が危険を犯してまで、お金払ってステマ依頼をするわけがないのだから。

つまりなにが言いたいのかというと、「ステマ」なんてのは一般人は気にしなくていいじゃねーのかな?という事。土台無理だし。

「ステマ」なんてのは影響力のある人間がそういう「怪しい宣伝」をしてる場合にのみ疑えばいいのであって、一般人は気にする必要なし。

最近ツイッターをしててそういうのを感じたのでした。

一般人はもっとどんどん「良かったもの」をツイートしてほしいですよ。そういう生の声の方が信憑性あるし。

以上。

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