8月 26
とりあえず前置きとして
自分は”世にも奇妙”が大好きでありまして
その中でもこの「夜汽車の男」は傑作中の傑作だ。
あらすじは
“只弁当を食うだけ”
大きなあらすじとしてはこれだけだ。
ところが非常に印象に残る作品なのだ。
まずは見てほしい↓
見ていただけたであろうか
なんとも人間臭ささや
人間の思考というものをえぐり出している作品だと思う。
自分自身も気付いていないかもしれない部分や
思考を形にしてヴィジュアル化にしているという希有な作品だ。
“心理描写”という言葉があるが
それを特化させた作品。
終始主演の大杉蓮(ちなみに大好きな俳優です)が
しゃべっているようだがそのほとんどが心の声。
最初の導入からニクいのです。
世にも奇妙のセオリーを逆手に取っている。
なぜかといえば始まりかたはまるでホラー系かサスペンス系かと思わせる雰囲気なのだが
実際はむしろコメディだ。
いわゆる”緊張と緩和”の手法だ。
しかも随所に共感できるような表現もたくさんあり
笑わせてくれる。
しかもイメージ映像が時々挿入されるカットがあるが
それが分かりやすくのめり込みやすいものしている。
弁当の東洋式、西洋式の食べ方のCG説明や
豆腐にソースやマヨネーズをかける画など見ている人に
想起させやすくしている。
SFでもなんでもないのだけど
なぜか”世にも奇妙”らしいと思わせる作品だ。
傑作!
原作は「かっこいいスキヤキ」から”夜行”という話が元ネタ。
他にも世にも奇妙は名作たくさんあるので
これからご紹介できたらいいなと思っています。
以上。
通りがかりです。
世にも奇妙な物語が大好きです。
ふいに、思いだしたこの作品。
一番印象に残っていた作品でした。
俳優さんの名前が知りたくてたどり着きました。
まったく同じ観点の方がいらして、びっくりしました。
傑作ですね、ほんと。
yukiさん>
コメントありがとうございます。
私も「世にも」ではトップクラスに印象に残っている作品です。すばらしい作品だと思います。