12月 19

今年ももうこの時期が来ましたね。M-1 2022決勝です。

ちなみに去年の記事は>2021年 M-1グランプリ 感想

今年のまず去年と違う点は上沼恵美子さんと巨人師匠が勇退(?)し、山田邦子さんと大吉先生が審査員に加わった事ですね。上沼恵美子さんは置いといて、私は巨人師匠の評価がすごく好きだったし、しっくりきてたので居なくなったのはすごく残念でした。山田邦子さんは前の記事でも書きましたが、なんか引っかかる部分があるものの、もう決まったもんはしょうがないです。実際じゃあ誰がいいんだって言われると難しいですし。

あと過去最多のエントリー数って事ですかね。エントリー数が多いってことは分母が多いわけでそれだけ平均的なクオリティもあがるだろうって期待感がありますよね。

出場者で完全初見なのはカベポスターだけで、他はネタは初見ってのがヨネダ2000でした。なので、他はみんな知ってるのはもちろん、なんらかのネタも知ってる組ばっかりだったので、事前評価的には大波乱って感じだったんですけど、私としては安定感あるファイナリストってイメージでした。

個人的にはファイナリストで好きなコンビは男性ブランコ、あと結果的に敗者復活戦から決勝に上がったオズワルド、それにウエストランドの3組が今年の個人的な推しですね。

そんな中でM-1 2022。さぁどうなるか。

1.カベポスター

初見です。まぁ毎年トップバッター辛いすよね。しかもこのカベポスターのネタ1番手向きじゃなかった気がします。ネタ自体・ワードチョイス・構成はかなりクオリティ良かったと思います。ですが個人的には声質が二人共ダンディ系の二人で、どちらかがテンション高めとか、変化があったらメリハリあるのにな…って思ってしまいまいました。まぁ別にそういうコンビ二人共同じようなテンションでも面白い漫才は沢山あるので「それ関係無くね」って人もいるでしょうけど。 あとはツッコミの方の喋り方がもうちょっとメリハリがあったらもっと良かったかなと感じました。

2.真空ジェシカ

去年も良かったので期待してたんですけど、個人的には去年の方が好きだったかな。私は結構客観的に見るようにしてるんですけど、一つ一つのワードチョイスが一時期の見取り図のように刺さるとめちゃめちゃおもしろいけど一部の人のはよく分からんのじゃないかってワードチョイスだった気がするんですよ。例えば「俺でなくちゃ目逃しちゃうね」とかね。ハンターハンターの団長にササッと殺されたモブレベルの殺し屋キャラが放った今となっては有名なセリフですが、確かに言葉ネタとしては有名なんですけど、老若男女に分かるワードチョイスじゃない。なんなら私の60代の両親は知らんでしょう。多分小中の甥っ子姪っ子も知らない。私は本当に面白い漫才って老若男女誰もが、初見でも、いつの時代にいつなんどきに見ても笑ってしまうってのが良い漫才だと思ってて、それがちょっと引っかかった。あとちょいネタが飛んだのかな?明らかに変な間があったシーンがありましたし、緊張してたかな。

3.オズワルド
敗者復活組。敗者復活組の中で一番来そうな組がまんま勝者で勝ち上がってきました。流石の安定感かなって思いました。私は前2組よりか好きでした。やっぱり静かめ・テンション低めのツッコミと要所要所での大声で力強いツッコミのメリハリのあるツッコミが最初の頃のオズワルドに無かった良さであり強みだと思います。ただ、審査員のみなさんが言ってましたが、前半のエンジンのかかり方が少し遅かった感はあったかもしれない。ただネタの構成とか設定が良かったと思いますけどね。これも前の記事で書きましたが、去年全部出し切ってゼロからのスタートって言ってたんで、そこからここまでのクオリティまで上げてきただけで凄いと思います。でもやっぱり去年のクオリティと比べてどうか?って言われるとやっぱり去年のほうが上かなって思うんで…。この結果が妥当かな。

4.ロングコートダディ

KOCでもM-1でも安定の評価をとるロングコートダディ。それにしてもびっくりしました。笑い飯を彷彿させるWボケスタイル。たぶんお笑い好きならみんな思ったと思います。でもめっちゃ好きでした。前回のロングコートダディは確実に上回るクオリティだったと思います。最近の漫才のトレンドは動きアリのスタイルなんで、そういう所でもトレンドも押さえてたと思います。私が思い出したのは松ちゃんとウッチャンがドリームマッチで披露したデカのネタ。あれはコント形式ではあるんですけど、なんか次々と順番に別の面白キャラが出てきてっていう感じ。次々と面白い別キャラが出てくるんで見てるこっちは「次はどんなキャラが出てくるんだ」って期待が出てきますよね。テンポも良い。ただいくつか聞き取れないセリフがあった…自分の耳が悪いだけかもしれないけど。でもオチでまた謎外人が戻ってくるくだりとかオチとしては十分で良かったです。

5.さや香
さや香ってこんな感じだっけ?って5年前のネタがどんなネタだったかほとんど覚えてない。凄い良いテンションの掛け合い。さや香こんな面白かったんですね。これぞ正統派漫才だっていう面白さ。漫才の見本を見てるかのような内容でした。ほぼ文句ないレベルなんですけど、真空ジェシカの感想の所でも書きましたが、草生えるとかクリーピーナッツとかのワードチョイスだけ少し気になったかな。でも激しさもありつつ途中で凄い静かになる部分もあってメリハリもすごく良かったし、佐賀のくだりの天丼も良いし、下手したらファイナルネタ含め全ネタでネタ一つだけのレベルで言えば白眉のネタだったかもしれない。素晴らしいネタでした。

6.男性ブランコ

個人的に大好きなコンビです。コントのイメージが強いですが、漫才も出来る。最近は今回のロングコートダディもそうですし、準決勝までいってたKOC王者のビスブラ、そしてかまいたちもそうですし、二足のわらじスタイルも増えましたね。やはりサンドウィッチマンの流れを汲むようなコント漫才って感じのスタイルですね。面白かった。設定はかなりトリッキーで見たことない感じもいいですね。唯一マイナス点を上げれば手数が少し足りないかなっていう印象でした。あと前半少し緊張があったかな。八分音符のジェスチャーというかパントマイムも逆だったのあれ分かってたんか間違ったんか…。どうなんですかね。

7.ダイヤモンド

ダイヤモンドはおもしろ荘で優勝してたイメージ。なんか面白いっちゃ面白い…だけど、今回なんか噛み合ってない感じが終始あった。ワードをちゃんと文字にして見たら多分面白いんだけど、なんか漫才だとしっくりこない。特にツッコミのワード感というか、言い方とかテンション含めあれ?っていう…前半のハズし方が後半一気に捲くってくれるのかな?って期待したんですけど、それも無く…終始噛み合ってないような雰囲気がずっと続き…残念でした。

8.ヨネダ2000

久しぶりの女性芸人のファイナリスト。芸歴2年で女性でファイナリストってだけでもう凄い。快挙といってもいい。かなりトリッキーなネタでしたね。なんかR-1とかにありそうなネタを二人でやったみたいな。ボケ・ツッコミとかじゃない…トリッキー過ぎて評価が難しいと思う。でもじゃあ面白くないか?って言われると、面白いのは面白いんですよ。テンポは良かったですし。いやテンポだけって感じもありますけど。動きもありますし、審査員も言ってましたが、どうしてもランジャタイのようなトリッキーな感じをどうしても彷彿とさせる。なので好き嫌いが分かれるかな…。ハマる人はめっちゃハマると思う。だけど、やっぱり個人的には少しトリッキー過ぎて、コレジャナイ感はあった。でもKOCでにゃんこスターが出てきた時みたいな面白いけどどうすりゃいいのか?みたいな空気感あって大会的に考えてもちょうどいい飛び技な感じが良かったです。

9.キュウ

センスが良い漫才をするで有名(?)なキュウ。まぁ前から結構色んな芸人さんが若手で面白いのは誰?っていう話題でよくキュウが名前上がりますもんね。ですが、ちょっと期待外れ感は否めない内容でした。謎掛けの要素を取り入れたネタで、審査員の評価がほぼ全部的を得ていて富澤さんのセンスは良いけど、それだけで爆笑までいかないっていう評価とか塙さんの「でしょう」に頼りすぎなのにハマってないとかもその通りかなって思いました。順番が良くなかったってのもそうだなとは思いました。ネタが地味めなので、あれだけバラエティに富んだ内容のネタを見させられてからこのネタを見るとちょっとなっていうね。ツッコミ(?)も「○○でしょう~」のワードも後半しつこさというかマンネリ感があって、かなり気になりました。上手いこと天丼になってないというかね。全然キラーワードになってない感じで。

10.ウエストランド

昔からかなり好きなコンビです。井口さんの本来の性格をそのまま活かしたようなひねくれたネタが好きです。多分好き嫌い分かれるんですよね。私はめっちゃ好きですけど。前回決勝で披露したネタを今回よりブラッシュアップしたようなウエストランドらしい良いネタでした。でもやっぱり井口さんの個性をツッコミでもっと活かせるともっとさらに良い漫才になるかなって思うけど、これがもうウエストランドのスタイルというか、個性なのでそれはもうしょうがないですけど。でもあんぐらいのテンション加減で良い気もするしなぁ…井口さんの個性とキャラとワードを活かすにはあれぐらいにあっさりした感じがちょうどいいのかもしれない。佐久間さ~んってゴッドタンとかの佐久間さんの事だよね。アレだけちょっとニッチ過ぎてどうかなって思いましたけど。

ファイナルネタ

1.ウエストランド
もうここまで言っちゃったら行ってまえっ!?的な気概を感じました。1つ目のネタのスタイルそのままさらに加速させたようなネタ。見てるこっちが少しハラハラしてまうぐらいの悪口漫才。ウエストランドのもうどうなっても知らん!っていう感じがヒシヒシをあって、良かったですね。なんなら1つ目のネタよりも面白かった。大体1つ目のネタよりか落ちる場合がほとんどなんですけどね。これは凄いと思う。「前売り5500円高ぇよっっ!」のワードめっちゃ好きでした。M-1とR-1のあるなしクイズのくだりもめっちゃ好きでしたし。すごかった。審査員も凄い顔して見てたですもんね。逆にこのパターンは初めてな感じでした。

2.ロングコートダディ

1つ目のネタよりかなり落ちるネタ。ただこっちのネタの方がいつものロングコートダディっぽい感じを受けました。ただ展開含め意外性が無かったかな。あの手を掲げるツッコミも少しなんかこれじゃないなっていう感じがあって、あまり好きじゃなかった。なんか普通のリアリティ的な観点で言って、ああいうツッコミって絶対にならないので、そこで違和感になってたんかな。キュウの時に感じたコレジャナイ感が続いてる感じと同じような印象がありました。

3.さや香

やっぱりさや香も1つ目のネタに比べるとかなり落ちるネタだった。設定というか片思いされてる人が、それを気づいてないていで男女の友情が成立すると相談する…という展開でしゃべってると「お前だろ」ってなる展開は良いんだけど、そこで盛り上げていくかなって思ったけど、後半そっちより違う事で(モヒカンの事とかキスくだりとか)展開したりして、あれ?ってなりました。ネタの展開に一貫性が無いというか。頭おかしいキャラ(というか常識が無い方)が途中変わってしまうのが、意外性がある気もするんだけど、上手く見てる方の気持ちがシンクロ出来なかった感じある。片思いしてる女の子の絶対にお前に惚れてるやろ的な部分をもっと掘り下げていってほしかったな。

ファイナル3ネタは以上。

やっぱり最終的な勝敗を分けたのは2つ目のネタでしょうね。特に今回は如実だった。ロングコートダディとさや香は明らかに1つ目のネタより下がったので、せめて1つ目のネタと同等レベルのクオリティならば、さや香優勝かなってなるんですけど、明らかに2つ目のネタが1つ目のネタのクオリティを超えたのはウエストランドだけだったので、そこの総合点で言えば、やっぱり優勝はウエストランドになるのかなと。これは文句ないじゃないかな。まぁ最終判定は難しかったとは思いますけどね。

でもウエストランドのあのエグい悪口はどうなっても知らん、っていう気概を感じたし、そこの気合が勝った結果かな。あのパターンでまだ3つネタあるって言ってましたから、ある意味パターンというかスタイルというかそれを貫き通してって事を考えても良かったです。

はい。というわけで、みなさんはどう感じましたかね。

ただ、今年は最多出場(エントリー数)というわけで、過去最高レベルのクオリティを期待してたんですけど、……いや正直ちょっと残念でした。決勝10組の中でも、何組かは明らかにイマイチなネタがあって、今年のKOCにあったような出てくる組出てくる組みんなおもしれぇ!みたいな感じが無かった。もちろんファイナリストに残った組やそれ以外でも面白いネタはありましたが、平均クオリティで言うと正直残念でした。なんならここ数年で一番低かったんじゃないかな…。まぁ昔のM-1はこれぐらいが普通だったんですけど、近年クオリティがあがってる中で…って事や最多エントリー数の事を考えると、あれ?っていう肩透かし感みたいなものがあったのも事実です。あくまで自分の感覚ですけど。

あとどうでもいい話だけど、やっぱり事前Vは要らんというか蛇足感凄いですよね。ウエストランドのネタでM-1のアナザーストーリー要らん!って毒舌ありましたが、ほんとそういうの要らんっていうね。盛り上げたいのは分かるし、それが好きって人も居ると思うけど、ああいう演出は要らんなって思ってしまう。つっても他の賞レースとかで、一々観覧ゲストを紹介したり感想求めたりとかのどうでも良さよりかはまだいいですけど。そんなこといったら井口さん素人のお笑い好きが偉そうに評価したりアドバイスしてくんな!って切れてましたけど、私の記事も独り言程度に流してくださいね(笑

あと山田邦子さんの審査が少し安定感無かった。極端というか。後半修正して良くなったと思いますけど最初3~4組までの評価がフワフワしてた感じがしました。まぁ初年度だからってのもあるのかもしれませんが。来年も参加するならもう大丈夫かな?とは思いますが。

っつーわけでM-12022の感想でした。

みなさんはどう感じましたか?もしよろしければコメントなども残してくれればと思います(コメントは承認制で即時公開にはなりませんのでご了承ください)

ではまた来年のM-1記事で。

以上。

関連記事:

12 Responses to “2022年 M-1グランプリ 感想”

  1. ひーたん より:

    推しがいる訳ではありませんが毎年欠かさずM1を楽しみにしています。主様のように感想を書いていらっしゃる方の記事を見るのも併せて楽しみです。(去年も拝見しました!)

    私も個人的な感想になりますがダイヤモンドは本当に決勝レベルじゃなかったです。ボケの内容もですが特にツッコミの存在。印象に残らない、声のトーンもなんか違うと感じました。初見のインディアンスのキムにも似たような印象を受けたんですがあれからキムはツッコミとして上手くなってますし今後期待したいなとは思います。
    キュウは塙の言う通りはまらないツッコミワードの連呼がきつかったです。
    ボケを全てあのワードで潰してあのワードがツッコミではなくボケと考え、一連の流れで笑いをとるっていう感じが巷でいう不思議な魅力なのでしょうかね。それならばあのワードは都度強めのワードに変えることで笑えたんでしょうが。審査員の言う「順番」もただのフォローに感じました。
    この2組だけはなんか見てるのが恥ずかしくなって(なぜか家族気分)目を背けたくなる感覚でした。笑

    他の出演者のニッチなワードについては主様と同様これわかるのか!?っていつも思いますが、本人が楽しんでるという意味ではそれがベストなのかなという気持ちにいつも落ち着きます。
    刺さらないリスクはありますが刺さる場合は大きな印象に残りやすいそれくらいの厳選ボケだという意味でもアリかなと私は思ってます。それでスベるワードをもってこられたら私は嫌いになります。笑

    審査員、実は大吉が以前からしっくりきてないんです…ネタも面白くないのが一番なのですが(それこそネタ番組や劇場での一発目で場を盛り上げたり、誰でもわかるネタでほっこりさせられる大御所レベルになったんだといえば違和感がないですが)今回のストップウォッチや後のコメントなども違和感がありました。これらは自身の立場をわかっての引け目や根本の性格からくるものなのかはわかりませんが結果的に保身に入る感がちょっと…。個性ある審査員の中で公平に審査する感を出すのはバランスもあって大事なのですがもっと個性があってもなと思ってます。そういう意味ではコメントは薄かったですが山田邦子はアリでした。

    長々と失礼しました。

    • ブログ主 より:

      ひーたん様

      コメントありがとうございます。

      >年欠かさずM1を楽しみにしています~
      シンプルに面白いコンテンツとしても楽しみですよね~。

      >去年も拝見しました~
      あざ~す!!^^

      >ダイヤモンドは本当に決勝レベルじゃなかった
      確かに低かった。塙さんが放送後のYoutubeで掴みを外すとM1は厳しいと言ってましたが、まさに最初に掴みが上手くいかなかった事で、会場の雰囲気が一気に「スン…」ってなりましたからね。あれから取り返すのはほぼ無理ですね。でも数年後化ける可能性は全然ありますからね。今回の事を糧に次に活かして、また決勝来てほしいですね。

      >一連の流れで笑いをとるっていう感じが巷でいう不思議な魅力なのでしょうか~
      どうなんですかね。例えばミルクボーイのツッコミワードは「〇〇やないか!」「〇〇とちゃうやないか!」の行ったり来たりの波が良かったわけですけど、アレは行ったり来たりの2パターン交互になることで変化がありましたし、ジェットコースター感もあって、見てる人を飽きさせない構成になってましたが、キュウのような場合やロングコートダディの2ネタ目のような感じは一辺倒で飽きますね。ツッコミの仕方も違和感ありますし、ナチュラルな感じがない。そこがやっぱり圧倒的な差になるんかもですね。

      >審査員の言う「順番」もただのフォローに感じました~
      あはは。たしかに。まさにその通りかもですね。流石にボロクソに言うわけにもいかないですしね。

      >ニッチなワードについては~
      そうですね。ニッチなワードチョイスは刺さった時のパワーが物凄いんで、良い悪いですね。博打感のあるワードというか。

      >実は大吉が以前からしっくりきてない~
      あー…まぁそうですね。本人も少し不本意ながら受けたみたいな雰囲気ありましたし、正直もっと審査員に合ってる人はいると思うんですけど、その人が受けるかどうかは別の話ですし。審査員は難しいところですね。もう紳助さんが復活してくれれば万事収まるんですけどね。無理ですけど。もしくはKOCのかまいたち山内さんみたいなかなり若手に近い人(山内さんを若手とするかは微妙ですが他の審査員に比べてという話で)を採用するとかも全然アリかもですね。

  2. 匿名 より:

    今年は全体的にクオリティ高いんだけど、飛びぬけて面白いっていうのがないイメージでした。いや、ウエストランド面白かったし優勝納得ですけどね。

    真空ジェシカは面白いのは間違いないんですが、ネットで受けてるような用語をそのまま使ってるだけのボケはどうしても好きになれないというか冷めてしまうというか。
    あれさえなければもっと素直に楽しんで見れるのになぁ、という素人の寸評でした。

    • ブログ主 より:

      匿名様

      コメントありがとうございます。

      >飛びぬけて面白いっていうのがないイメージ~
      あーそうですね。飛び抜けてって感じは全然無かったですね。ファイナルなんか団子状態ですし。最後の票だけでいえばウエストランドがほぼって感じでしたけど、それもギリギリの差だと思います。

      >真空ジェシカは~
      そうなんですよね。記事にも書いてますけど、見取り図もそういうワードをよく使ってる時があって、それを無くして優勝争いまでいったってイメージなので、わかりやすさは重要かと。あと真空ジェシカはあの金髪の方の声質が少し聞き取りにくい感じで、なおさら、もっとハキハキと言いつつ、分かりやすい言葉選び、分かりやすい構成・展開をすれば、それこそ来年ぐらいに優勝とかしても全然おかしくないと思いますね。ネタ自体は素晴らしいですし、平場でも面白いですしね真空ジェシカ。「ネットで受けてるような用語」みたいな言葉とかは劇場のお笑い好き20~30代にはハマっても、M-1での幅広い層10代とか逆に40代以降には伝わりづらいので、劇場や予選でウケてても本戦ではウケないっていうパターンになりがちだなって印象を受けます。

  3. 匿名 より:

    私、個人的には2019の次ぐらいに全体のクオリティが高い年だと思いました!
    宜しければ主さんが今年あまりハマりきれなかった理由をもう少し具体的に教えていただけると幸いです
    純粋に気になります!

    • ブログ主 より:

      匿名様

      コメントありがとうございます。

      >ハマりきれなかった理由をもう少し具体的に~
      んー…。まぁ私なんかまぁこの記事もM-1見た後にささっと書いてるので、具体的にまたここ5年間のM-1をまた全部見直したらまた印象変わるのかもしれませんけどね。しかも2021のM-1の記事見ても「今年は近年の中でも平均クオリティ一番イマイチだったかも」って書いてるんで正直いいかげんですけどね(申し訳ない)。でも去年と比べても、例えば優勝の錦鯉の2ネタとウエストランドの2ネタで、どっちが面白いかって言われると私は錦鯉のネタの方が上だなって感じます。あとKOCのイメージもあって、近年KOCのレベルが如実に上がってて、なんならM-1より平均クオリティだけで言えば上じゃないかなって感じがして…それを比較対象にしちゃってるかもです。もちろんあくまで私個人的な感覚ですけどね。でもコントと漫才ではロックとジャズみたいに、一概にどっちがいいとか言えないのと同じなんで、本当は比較しちゃいけないんですけどね。でもやっぱりダイヤモンドとかキュウのネタのクオリティは正直…低いなって感じでしまって、その印象もあったかもですね。このネタで決勝まで行ったんか…ってなってしまって。こんな事言うとダイヤモンドやキュウのネタを評価した人に怒られそうですけど…。あくまで個人的な感想という事でサラッと流してもらうとありがたいです。

  4. 匿名 より:

    どうも~。以前主さんのブログでM-1グランプリ2021の記事にコメント投稿したものです~。今年も長々とコメントさせてもらいます~。ちなみに名前は匿名なのでごめんなさい~。

    それぞれ僕の個人的な感想です。今回はかなりディスる所あるかもしれません。

    1組目:カベポスター 94点

    今大会ファイナリストの中で2番目の一押しです。前々から知ってるコンビで、マジでネタが好きです。かなり知的でゆるくて面白かったです。トップじゃなかったらもっと上いってましたね。邦子さん…(呆

    2組目:真空ジェシカ 92点

    僕的には去年も今年も良かったですね。慶応義塾大学卒の川北さんが書く奇想天外なネタでした。ただこのコンビも出るの早すぎましたね…。邦子さん…(呆

    3組目:オズワルド 91点

    敗者復活枠から勝ち上がったのはお馴染みのしゃべくり漫才コンビ。やっぱり人気投票か…、ここで令和ロマンが出て来て場を荒げて欲しかったかな…。で、ネタの方は面白いですが、今一つかな。来年もどうなることやら…。まあ頑張ってほしいです。
    ちなみに敗者復活枠は令和ロマン、マユリカ、からし蓮根です。

    4組目:ロングコートダディ 95点

    昨年に引き続きの一押しです。マジで良かった、マジで面白い。世界観が好きすぎる。コント仕立ての漫才はどうなんだろうと思うんですが、このコンビはのコント漫才が大好きです。

    5組目:さや香 97点

    今大会でベストなしゃべくり漫才って感じです。さや香はどうなんだろうって期待薄だったんですが、場を上げてくれましたね。さすがです。面白かった。

    6組目:男性ブランコ 94点

    三番目の一押しです。このコンビは2人共地味で眼鏡っていう…まさに好きなコンビです。音符を運搬するという感じ、マジカルラブリー感かなと思ったんですけど、ツッコミの平井さん?も喰らう演技をする所、面白かったです。正直最終決戦まで行って欲しかったですけど、また来年のKOCとM-1頑張ってほしいです!

    7組目:ダイヤモンド 85点

    初見。うーん、笑えない。3組がクオリティ高くて笑えないんじゃなくて、順番関係なく全体的に大笑いとは全然いけない。失礼なこと言いますけど何で上がってきたんだ?って思います。え、おもしろ荘で優勝したんですか…。

    8組目:ヨネダ2000 90点

    はい出ましたー。今大会問題児枠ー。志らくさん辺りが高評価しそうかなと最初思ってたら、やっぱり予想通りでした。それにしても志らくさんランジャタイ好きなんですねぇ…、マジでツボが分からん。で、ネタの方は大学生が考えそうなネタだったんで、笑えませんでしたがダイヤモンドよりはマシです。まあM-1優勝じゃなくてThe Wで優勝してほしいですね。あ、そういえば主さん今年の『The W』観ました?今年は今まで一番良かったです。ヨネダ2000もね。

    9組目:キュウ 90点

    タイタンなんだ…全然知らなかった。キュウのネタは独特で面白いです。今回もネタは面白かったけど、順番がね…。来年もM-1行けるかしら…。

    10組目:ウエストランド 92点

    好きでも嫌いでもなく、痛くも面白くもない、どっちでもないコンビ。まあネタは一昨年より良かったですね。ただまさかの最終決戦に残ってるのが納得できませんけど。ぶっちゃけ5位で良かった。

    全体の感想

    正直今年は思ってるほどクオリティ低いですね。
    まず審査員がねぇ…、山田邦子さん初めて見るから全然わからなかったし、こんなんかって思いました。でも大吉先生帰ってきてくれたのは嬉しいです。ちゃんと審査してくれましたね。後、山田邦子さんじゃなくて関根さん来て欲しかったなって思いました。変えて欲しいな…
    それから出番順、これはまあしょうがないですけど、俺カベポスター応援してたんだよ~(泣)。お前らトップじゃないよ~(心の声)。こんな気分です。
    後は最終決戦の2本目。3組とも薄いなあ…。
    で、優勝したのがまさかのウエストランド。どうなんだろうな、ネットでは賛否評論分かれてるみたいです。さや香が良かった側。ロングコートダディが良かった側。男性ブランコが良かった側など。

    ウエストランドは2009年優勝のパンクブーブーの二の舞になりそうで、そんなにTVに出れない感じがします…。でもタイタン初ですから関係ないかな?まあどっちにしろ笑えた所はあったので来年も楽しみです。

    長文長々失礼いたしました。

    • ブログ主 より:

      匿名様

      コメントありがとうございます。

      >以前主さんのブログでM-1グランプリ2021の記事にコメント投稿したもの~
      今年も長文の感想ありがとうございます~

      >正直今年は思ってるほどクオリティ低いですね~
      そうですね。私も同意見です。ここ近年で一番おもしろかったのは2019年のミルクボーイ、かまいたち、ぺこぱが最後に残った三つ巴が最高レベルだった思ってて、仮に今年だったらかまいたちもぺこぱも優勝だったかなってレベルでした。それに比べると平均レベルはかなり低かったように感じました。

      >山田邦子さんじゃなくて関根さん~
      いや流石に上沼恵美子さんの後釜と考えると女性芸人の枠かなって思うので関根さんは無理かと。むしろ巨人師匠の後釜で大吉先生の代わりならまだあり得ますけど。なんなら大吉先生も大田さんにあんたが断ったからだ!って半分ボケ半分ぼやきって感じで言ってましたが、実績などを踏まえれば大田さんも十分だとは思います(私は個人的にはあまり好きではないですけど)。ただ本人も言ってましたが、自分ならふざけて0点とかつけちゃうからダメと言ってましたが、そういうことしかねない人なので、色んな意味で難しい所です。

      >俺カベポスター応援してたんだよ~

      まぁそれぞれ推しってありますよね。特にディープなお笑いファンなら尚更。私はガキの使いに関してはディープなファンですが、お笑いに関してはライトユーザーなのでどの組も多少の好き嫌いぐらいで、めちゃくちゃご贔屓にしてるコンビとか無いですね。でもやっぱり推しが順番とかその他で多少評価変わったらそれは腹ただしい事もあるかもしれません。

      >最終決戦の2本目。3組とも薄いなあ~
      そうですか?ウエストランドは2本目も1本目と同等かそれ以上のネタだったと私は感じましたけどね。他は2組やはり少し1本目のネタに比べると明らかにクオリティが落ちましたね。まぁウエストランドのあの悪口漫才は好き嫌いほんと分かれるとは思います;

      >パンクブーブーの二の舞になりそう~
      あー…パンクブーブーもそうですけどあととろサーモンかな。でもとろサーモンもなんだかんだでTV露出また増えて来ましたし、あとはこのM-1フィーバーでゴールデンタイムのバラエティ出た時にどれだけお茶の間に受け入れられるか?って感じかもですね。実際ぺこぱとかは優勝はしなかったですけど、爪痕を残したお陰でTV露出が増えて、あのキャラで子供人気を得た事で人気になりましたしね。ただウエストランドのというか井口さんのキャラが老若男女にウケるかと言われると確かに少し懸念はありますけどね。まぁそんなのなるようになるでしょう。

      >タイタン初~
      私はそこまで事務所とか出身とか云々カンヌンは気にしないタイプですけど、タイタンで初のM-1優勝者ってのは良いことなんでしょうね。でも元々大人気なタイタンのライブがさらに人気になりそうですね。

  5. 匿名 より:

    僕は審査員が得点差を広く取っていかないルールはありませんので審査員は自分の思うままに点をつける権限があるのでどんどんに得点差をつける審査こそ意味があると思っています。

    くじを引くゲストはアスリートより少なくともm1と縁があるゲストで引いて欲しかったので前回王者である錦鯉さんがいるのなのにとモヤモヤしています。
     

    • ブログ主 より:

      匿名様

      コメントありがとうございます。

      >僕は審査員が得点差を広く取っていかないルールは~
      そうですね。その通りです。というか何のことに言ってるか微妙にわかりませんが、多分山田邦子さんの審査の事に言ってるのかな?山田邦子さんの審査はやっぱり色々物議は賛否あったようですけど、実際山田邦子さんの評価を全部抜いても上位勢の結果は変わらないらしいので、結果論ですけど、特に大きな問題では無かったと私も思ってはいます。というか審査員初めてだったのでってのも多少はあるかもですし、評価の振れ幅があったのは最初の2~3組ぐらいだったので、後半はコメントも評価点も私はそこまで違和感無かったです。

      >くじを引くゲストは~
      あー…。というかなんなら別に普通に隣りにいる上戸彩さんでも今田さんでもどっちでも良いですけどね本当は。でもまぁ「豪華感」を出したいという番組上の演出なんでしょう。進行の邪魔って程では無いので私はそこは特に気にしませんでした。ネタ後に素人である(なんならお笑いをほぼ知らないし興味もない)観覧ゲストに一々感想を求めるフ○テレビの演出に比べればまだ可愛いものです。

  6. shinmen より:

    自分はカベポスターのネタが一番好みで面白かったですかね。トップバッターでなければ優勝あったんじゃないかとさえ思ってしまいます。
    今後見取り図やオズワルドに並ぶ常連組になっていくのを期待したいですね。

    何というか…好きなネタや面白かったネタはいくつもあったんですけど、大会の流れや山田邦子さんの採点の不安定さも加味して大会全体としてはそんなに好きな年じゃなかったかもしれません。

    あと個人的にですが、煽りVはM-1には必要なものなのかな…と。あれがあることによって漫才を観る前の高揚感が高まると思っているので…

    • ブログ主 より:

      shinmen様

      コメントありがとうございます。

      >カベポスターのネタが一番好みで面白かった~
      ほう。カベポスター面白かったですよね。でもやっぱり1番手は鬼門ですね。正直山田邦子さんの評価もこの時はまだかなりフワフワしてましたし。

      >今後見取り図やオズワルドに並ぶ常連組に~
      そうですね。初決勝でアレだけのネタを出来るんですから、数年後チャンピオンもマジであると思います。過去のチャンピオンも1回目の挑戦だけ見たら、まさか次にチャンピオンまで行くとは思ってなかったりしますし。というか千鳥やハライチや麒麟だって、今や天下取ってるレベルの芸人でもチャンピオンにはなってないですからね。決勝まで行って知名度上げるだけでも、TVの露出は増えますし、そこで爪痕残せば、自ずとTVでも見るようになりますし。売れてほしいですね。

      >大会全体としてはそんなに好きな年じゃなかったかも~
      同意です。正直ここ近年の中ではクオリティ低めだったかなって印象でした。KOCがレベル高かっただけにその差が逆に如実だったかなと感じました。

      >煽りVはM-1には必要なものなのかな…と~
      あー多分そうでしょうね。仮にM-1視聴者全員にアンケート取ったら、多分7~8割は「要る」って答えるんじゃないかなぁ…。ただ私は個人的に大げさにし過ぎると、そういうことじゃないんだよなぁって感じてしまうタイプで、そんなんいいからはよネタ見せぇい!ってなっちゃうんですよ。まぁホント個人的なマイノリティな好みですねこれは。

コメントお願いいたします(承認制ですぐには表示されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Copyright© 2010 Revolve Gear, All Rights Reserved.
preload preload preload