2月 15

私は生き物のミニチュアが好きです。2〜3年ぐらい前からチョコチョコ集め続けてます。

まぁ正確にはトレーディングフィギュアって言うらしいですけどね。今はガチャである場合がほとんどですが、その物だけ売ってるタイプのものや、チョコエッグなどの物もあります。特に海の生物が好きでそれを中心に収集しています。でもそれに関係なく、造形的に素晴らしければなんでもOKです。でも鳥類、犬、猫、げっ歯類、とかはあまりないですね。

現在でも販売を続けてるメーカーとしては海洋堂のカプセルQシリーズ、奇譚クラブのネイチャーテクニカラーシリーズ。サブでエポック社とか。過去ではYUJINとかBANDAIとかあとタカラトミーアーツとかでしょうかね。

ちなみに私は上記の中では奇譚クラブのネイチャーテクニカラーシリーズが一番好きですし、一番レベルが高いと思っています。特にその中でも台座シリーズと呼ばれる台座付きのもの。造形はもちろん、塗装、台座や装飾品の類(サンゴや岩や小魚などの表現)に至るまで完璧だと思っています。とてもじゃないですけど、大量生産品には見えません。

集め方は中古ホビーショップの単品買いがほとんど。ちょっとだけ実際にガチャ回したのもあります。あとは駿河屋や専門店の通販、あとはヤフオクですね。

↓棚1。鳥、ペンギン、淡水魚、台座シリーズ、淡水魚。ちなみに棚は100均の格子ラックと、フックかけて、そこにニスを塗った板を乗せてそこに飾っています。色々考えましたがこれが一番安く出来てそれなりに見える方法でした。
IMG_0226

↓棚2。ホネコレ、海獣、淡水魚、カエル、カメ。カエルも大好きですが、人気が高くあまり入手できません。
IMG_0244

↓棚3。タコ、イカ、海水魚、深海魚、熱帯魚、イルカ等
IMG_0247

↓棚4。海水魚、サメ、エイ、クジラ、陸上哺乳類
IMG_0252

↓棚5。甲殻類、哺乳類、昆虫、爬虫類、恐竜類、古代生物、その他。
IMG_0261

とまぁ棚の全容はこんな感じ。結構ありますでしょ?でもコンプリートしたい願望はないので、同じシリーズでコンプしてるものはほとんどありません。

次からはこの中から厳選した。「これは凄い!」となったものを紹介していきます。

この数ある中から一番感動したものが↓コレ。ネイチャーテクニカラー小笠原のムラサキオカヤドカリ。もう本物と見紛うばかり。絶対夜歩きまわってるに違いない。これが大量生産品だなんて誰が信じます?造形100点、彩色100点。リアルですよ。たぶん中国での大量生産なのにどうやってこんな複雑な塗装するんですかねぇ…教えて欲しいですよ。現場を見てみたい。
IMG_0278

↓上記と同シリーズのザトウクジラ。大きいし、空中に浮いてるかのように見えるのも◯。親子が並んで泳いでるような感じはすごくイイです。これも塗装すごい細かい。
IMG_0281

↓ネイチャーテクニカラー日本のカエルのニホンアマガエル。これも今にも動き出しそうなクオリティ。躍動感も半端ない。写真では見えませんがお腹の塗装が死ぬほど細かいんです。どうやってあんな塗装してるのか……ちゃんとカエル特有の半透明感も出てるんですよ。
IMG_0291

↓みんな大好きダイオウイカ。これはどこのシリーズか忘れました。実際にガチャ回して当てました。かなり大きいです。1/72スケールだったと思います。エラブウミヘビが見切れてますね(笑
IMG_0323

↓タカラトミーアーツの原色タコ・イカ図鑑。たしか「原色◯◯シリーズ」は現ネイチャーテクニカラーシリーズの原型を手がけるKowさんが原型だった思います。なので原色シリーズもすばらしいクオリティを持っています。その中でも選りすぐりの一つマダコ(墨)。この躍動感!スミまで表現するってナイスアイデア。同じシリーズのタコ(ツボ)ってのもあるんですが今はプレミアで入手困難。持ってるけど要らない方誰か安く譲ってくれもしくは交換してくれ……
IMG_0330

↓去年のNHKで紹介された深海サメ王国に出てきたラブカとミツクリザメ(ゴブリンシャーク)。タカラトミーアーツの深海魚のシリーズだと思います。
IMG_0350

↓シーラカンス二種。右のグンジョ色のが海洋堂で茶色系のがタカラトミーアーツだと思います。これは小さいけど海洋堂のほうがよく出来てる気がします。
IMG_0355

↓タカラトミーアーツのデメニギス。あの脳が透けてる奴。ちゃんと透けてるんが表現されてるんですよ。
IMG_0360

↓ネイチャーテクニカラー日本のいきものシリーズのマガキ。これも地味だけどマジ半端ないクオリティです。まずこの殻の状態の造形、塗装共に本物をそのままスモールライトでスケールダウンさせたかのようなレベル。
IMG_0361

↓そして驚きなのはなのは殻を開けると中身があって、ちゃんと殻の裏のこういう貝類独特の虹色に光る感じや、身の部分のプニプニ感まで全部質感含め再現されてるんです。神レベル。
IMG_0372

↓恐竜系はあまり集めていませんが、このミニチュアサイズでこのクオリティのティラノサウルスの全身骨格はすごいですね。他にもティラノサウルスの全身骨格って色々あるんですが、このクオリティは一歩抜きん出てる感じがします。
IMG_0381

クオリティが良いとは言いがたいけど、初期の海洋堂のチョコラザウルスシリーズのオパビニア。こういうマニアックな生物が立体化して見ていられるのもこういうフィギュアのいいところだと思います。ほんと「立体図鑑」ですよね。お子さんの教育にも良いと思います。
IMG_0385

昆虫系はほとんど集めていませんが、思わず買ったのがこれ↓。フンコロガシ。。ほんと色んな意味でよく出来てます(笑。これはたしか海洋堂だと思います。
IMG_0393

↓これはカイダコ、アオイガイ、タコブネなどいくつかの名前がある貝を持つ世にも不思議なタコ。左の大きいものが原色シリーズのもの。左の小さいものが海洋堂のものです。値段は違いますが、クオリティの違いがよくわかる2つです。原色シリーズのものを細部に至るまでよく出来ています。
IMG_0408

でも海洋堂も負けてきません。近年に発売されたものはクオリティの高いものもたくさんあります。↓これは江ノ島水族館のハナミノカサゴ。造形、塗装ともによく出来ています。
IMG_0419

↓海洋堂のホネコレ。生き物とは違いますが……。このシリーズはとてもすばらしい造形と質感を持っています。持っています。まだその辺にガチャ置いてあると思うので(2014年2月現在)回してみてはどうでしょうか?私は辰年と未年と巳年がお気に入り。
IMG_0444

↓ネイチャーテクニカラー日本の清流のカジカ。これも造形、塗装共に完璧。
IMG_0484

これはミニチュアとは言いがたいファットカンパニーのドキドキお座り動物シリーズ(だったかな?)のカピバラ。たまらないですよカピバラ。
IMG_0495

オマケとして生き物フィギュアではないですけどドラクエのモンスターも好きでこんなぐらい持ってます。おっきいムドーが一番のお気に入り。ムドーが大好き。あとはバラモスが欲しいなぁ…
最後

とまぁ…こんな感じ。

一般人が見たら若干引くかもしれない・・・。

でも好きだしね。

今後は粘土とかで生き物とかも作りたいと思ってるのでそれの参考という意味でも集めてます。

でももう棚がほぼいっぱいに……うーん。どうやって拡張するかなぁ……

以上。

関連記事:

2月 13

 

Exif_JPEG_PICTURE

久しぶりに模型(?)の関連の記事です。

ビリケン商会製のエレキングを作りました。

今回製作中写真とかほとんど無いのでほぼ完成写真ばかりになってしまいますが。

では先にとりあえず完成写真を貼ります。

Exif_JPEG_PICTURE

今回はいくつかの”初めて”がありました。

まずは、ソフビキットという存在。パーツを温めて、柔らかくしてはめ込むという組み立ては初めての体験でした。それと生物(?)を制作、塗装するのも初めてでした。それにエアブラシで描くように使ったのも初めてかな。

Exif_JPEG_PICTURE

今回はほぼ素組。だって、手の加えようが無いしね。でも、継ぎ目の所をパテで消す所はかなり粘土(パテ)で上手く造形しないと違和感が出てしまうのでその辺は、継ぎ目があったという事はわからないように頑張ったつもりです。それなりに継ぎ目はほぼ無かったように見えるぐらいには出来てると思います。

Exif_JPEG_PICTURE

あと工作面でめんどかったのは角。なぜか一つの角が2パーツに分かれていてそれを丁寧にバリ(これの処理がまた結構めんどい)の処理をして、くっつけてパテで溝を消して…という感じ。もっと尖らしたい気持ちもあったんですが、自分にはこれが限界だったな…

Exif_JPEG_PICTURE

でも工作も上記のようにすこし手こずった部分もありますが、でもいつもの工作に比べりゃ教科書通りみたいなもんですから問題なく終了。

Exif_JPEG_PICTURE

塗装は基本色の色は結構試行錯誤しました。ソフビはエナメルが使えないそうなので、下地は専用のVカラーというやつのライトグレーというやつを筆で塗ったくってから白のラッカースプレープシュー。その後は筆塗りで黄色系、ベージュ系、白系を調整して自分の中のエレキングのイメージに近づけました。濃い目に塗ってから薄いというか明るい色をライトが当たる部分や、凸部分中心に塗る感じで下手に遊ばないでスタンダードを目指しました。

Exif_JPEG_PICTURE

んで黒を塗っていく。なんせ全長30cmはありますからけっこう塗るの大変というか時間がかかるんですよね。でもまぁ根気強く塗っていきました。

Exif_JPEG_PICTURE

問題は背中の黒のライン。ここの表現はどうしても筆塗りでは表現しにくい。なのでエアブラシ登場。実はすこし前に楽天優勝セールで安売りしてた廉価のダブルアクションのエアブラシを購入してて、今回試しに使ってみたんですけど、これがとても良くて、とても安物とは思えない品でした。そのエアブラシで丁寧に慎重に黒のラインを付けていきました。その後、PIGUMAの0.5mmの黒ペンで点描を書いていきました。これがまた根気がいる作業でした。しかも写真だとあんま見えません。実際はけっこうわかるんですけどね。

Exif_JPEG_PICTURE

あと写真だとちょっと白っぽい。実際はもうちょい黄色みがかかってる感じです。今回はあまり汚しもせずにくどくないけど、のっぺりもしてない一応メリハリはある…みたいな線を狙ったんですがどうでしょうか。あ、最後にトップコートでツヤを消しました。口の表現は黒に銀のドライブラシをして最後にまた黒で調整する感じにしました。
Exif_JPEG_PICTURE

↓これが下地だけ塗った状態。
IMG_0019

↓サーフェイサー瓶との比較画像。結構デカイのが分かると思います。
IMG_0181

飾るとインパクトはかなりのものです。第一ビリケン商会さんのキットははとてもよく出来ていて、かなり迫力があります。

初めてこういうソフビキットというものを手を付けたわけですが、思いの外作るのと塗るのが楽しくて、またしたいと思いました。オススメです。ビリケン商会さんだけではなくて怪獣はいくつかの会社やディーラーさんが出してるみたいですが、ビリケン商会さんのは比較的安いのも魅力的です。ちなみに私はこのエレキングのキットはヤフオクで送料込みで3300¥ぐらいで落としました。定価でも4000¥ぐらいじゃなかったかな?デカイマシーネンのキットより安い。

今後は生き物とかにもドンドン挑戦していきたいと思います。エアブラシももっと使ってみたい。上手くなりたい。メカ物ばかりではなく、今年来年ぐらいはできるだけ多ジャンルに挑戦してみたいと思っています。

ということで久しぶりの立体の完成品でした。

その内Galleryも更新しなきゃな…

以上。

関連記事:

7月 12

Exif_JPEG_PICTURE

先日Amazonで竹内しんぜん氏の「恐竜のつくりかた」を購入し、通して読んだので軽くレビューと感想を。

いきなりですけど、ケチな私がこの本を買おうと思った理由は主に3つ。

1、粘土系の造形に興味があり、技術指南本が1冊欲しかった
2、生物系の造形本は稀有
3、価格

特に3ですけど、安いと思います。こういう技術指南本ってけっこうお高いじゃないっすか。私なんかアプリケーション関係の本を仕方なしに買ったりするんですけど、まぁページ数も多少関係してくるとは思いますが、かなり高いんですよね。他のフィギュア作成本とかも結構お高かったりします。

けどこの「恐竜のつくりかた」ですが、Amazonで2000円以下で買えます。(現在 1,890)もちろんフルカラー。

この点は私の中で「この本買おう」と即決した一番の理由かもしれません。正直。

そして重要な中身。

前半は普通に造形技術とはあまり関係のない恐竜の造形作品集&恐竜知識の恐竜図鑑といった感じになっています。

後半から実際の用意する道具やマテリアルなどの材料の説明などからスケッチの話ときて、いよいよ、実際に制作していく過程で、やり方と同時に道具の使い方を同時に説明してく形で進んで行きます。

見事だなと思ったのが、初級、中級、上級と難易度が徐々に上がっていくのが素人にはやさしい。そしてぞれ初級、中級、上級でマテリアルが、ラドール、ファンド、スカルピーと変わっていくのが素晴らしい。それぞれの使い方が段階を踏んでいてわかりやすい。

そして造形の後にちゃんと塗装の仕方までちゃんとぞれぞれの章で説明されているのも好感でした。

そして個人的に一番この本で素晴らしいと思ったのはテクスチャについての詳細な技術指南でした。

生物系の造形で一番リアルに見せられる重要な部分でありながら、素人にはどうすればいいかわからない所をしっかり細かく、かなりのページを割いて記述されおり、大変良かった。これは為になるし、素人が知りたい部分の技術だと思う。

テクスチャに関しては1/35などのAFVフィギュア、1/20のマシーネンなどのリアル系フィギュアや、1/12や1/6等のいわゆるアニメ系の美少女フィギュアなどの技術とはあきらかに違う部分かと思います。生物系ならではではないかと。そこをしっかりと詳しく書かれているのは非常にありがたい。

ただ、対象年齢が絞りきれていない感じは若干受けます。前半と後半で年齢層が違う感じ。ある意味で子供は前半と初級あたりまでを、後半はパパが…という感じでしょうか。後半は正直子供ではなかなかムズカシイと思います。逆に大人の技術だけを知りたいという人には前半は無用部分になるかも。

しかしながら、個人的には大満足の内容でした。お値段以上の価値はあると思います。ちょっとでも生物系の造形に興味がある方にはぜひオススメです。

私ももちろん粘土したくなって、ちょっとだけいじりはじめています。スカルピー焼ける環境作って1年近く経つのにまだまともに粘土に関しては完成品がない^^;

頑張るぞ。

以上。

模型完成ギャラリーはこちら>http://model.revolve-gear.com/

関連記事:

Copyright© 2010 Revolve Gear, All Rights Reserved.
preload preload preload